産経新聞より
投稿者: tanayanhai 投稿日時: 2004/04/14 16:18 投稿番号: [52746 / 280993]
イラクの邦人人質事件で「聖戦士旅団」を名乗る武装グループの声明文について、多くの中東専門家が首をかしげている。しかし素人が読んでもオヤと思う個所が多い。どこかでこれに似た口調を聞いたり見たりした覚えがあるぞという印象なのだ。
▼第一の声明文については、日本のイスラム学者が「非イスラム的だ」と指摘しているのがまこと興味深い。では何的かというと“日本的だ”というのである。日本人は友人だったし好きだった。しかし自衛隊派遣でアメリカに追随し、イラク人を裏切った。
▼だから報復する…という筋書きは、イスラム的というより反戦活動家の主張に似ているそうだ。第二の声明文では、日本の首相は「自国民への最低限の尊重の念を持ち合わせていない」とし「自衛隊の存在は不法なものであり、米国の占領に貢献するものである」という。
▼これもどこかで見聞きしたことがある発想と言葉づかいではないか。これまた警視庁の過激派専門のベテラン捜査員によると、このロジックは日本のマルクス主義者が多用しているものだそうだ。なるほどとひざを打った。
▼してみると、これらの声明文には何らかの形で日本人がかかわっているのだろうか。池内恵・国際日本文化研究センター助教授は、犯人グループに塩を送っているのは実はいま国内で起きている日本政府批判のデモだと指摘する(十三日付、日経)。
▼「イラクで拉致事件に巻き込まれた国の中で、犯行グループでなく自国の政府を批判する家族や団体が際立つ国は日本だけ」。それがさらなる交渉条件を上乗せできるという誤解を拉致の犯人に与えているというのである。世界で最も反日的なのは一部の日本人だという見方がここでも成立している。
これは メッセージ 52730 (tyousenhansin さん)への返信です.
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