『人質論』その後
投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2006/01/07 23:30 投稿番号: [280249 / 280993]
拘束トピの皆様
遅くなりましたが…
今年も宜しくお願いいたします。
旧年中は「トピ関連投稿ゼロ状態回避要員」の責務を
あまり果たせず、申し訳ございません。
こちらで出会った皆様の投稿やブログを、いつも楽しく
読ませていただいており、感謝・お礼として、ホーム
グラウンドであるこちらで、今年も自分にできることを
させていただく所存です。
・・・とは言え、新しい話題もニュースもないし…
ちょっと古いけど、今日はこれを紹介しよう。。。
事件後、本人による本の他に、この拘束事件を総括するような本が
何冊も出ていますが、日本政府や米軍を非難することを目的に
書かれたものばかり。お金を出す気、起きませんよね。。。
そんな中、2004年9月に出版された『人質論』という本。
著者の村尾建吉氏は、極端に偏向した人ではなく、青少年の事件
などから日本社会の心の問題を解き明かすタイプの人で、氏の
ホームページ<白夜通信> 〜「底が突き抜けた」時代の歩き方〜
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/
に掲載した論考をまとめたものでした。
その村尾氏が、1年を経た昨年5〜6月、事件とその後に起きた
ことを振り返り、また、他の人の評論などをとりまとめた論考を
掲載しました。今のところ無料で読めます。
○人質事件が浮き彫りにした世界認識欠如の「変な国ニッポン」
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-477.pdf
○日本(人)の覚悟を問うていた人質事件
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-478.pdf
○香田証生さんはどうして解放されなかったのか
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-479.pdf
○イラクの戦場で生涯を全うしたジャーナリスト橋田信介
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-480.pdf
○ジャーナリストは命懸けの現場を目指せ!−橋田幸子の切ない思い
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-481.pdf
○日本では人質事件はどうして、「個人の逸脱」として家族バッシングを誘発するのか
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-482.pdf
○なぜ若者はイラクを目指すのか−救われたい「自分探し」の旅
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-483.pdf
○どこにも行けない「成熟社会のつまらなさ」
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-484.pdf
pdfファイルで、それぞれ10ページちょっと…とにかく長いですが、
同じ言葉を使って説明を繰り返し、話して聞かせてもらうような
わかりやすさがあります。
知らなかった雑誌の記事等がたくさん取り上げられていて、発見も
いろいろありました。
政府批判も多いですが、元になる論説が反政府側からしか出ていない
状況なので、仕方ないでしょう。事実関係から、反論したい所も多々
ありますが(例えば海外メディアの報道…誰が書いた記事か、ちゃんと
見てよ。。。)…まあ、論旨は、そこではないので…
村尾氏の主題は、豊かになった日本が持つ「心」の問題。
印象に残った箇所を、ひとつだけ。
《一人の不幸な人間は、もう一人の不幸な人間を見つけて幸せになる》
というボランティア論。そこから、「弱者」以外の者ではありえなかった
3人の人質に向けられた視線が、世間に背を向ける「ひきこもり」に
対するそれと重なる、という指摘。「ものいわぬ弱者」にはストレートに
差し向けることができる「愛」が、一旦「主張する弱者」になると一変し、
屈折した「愛」の表現、批判や誹謗中傷になる。。。
特に新しく議論のネタになるような内容はないし、改めて何か言うのも
何ですが…ここで熱く議論した皆さん、批判派も擁護派も、「弱者」で
あることをさらけ出した彼らが好きで好きでたまらなかった、と。。。
興味と時間がお有りの方…これを読んで、ちょっと、自分の「心」を振り
返ってみるのも一興かと…で、そっと胸にしまっておきましょう。
今年も宜しくお願いいたします。
旧年中は「トピ関連投稿ゼロ状態回避要員」の責務を
あまり果たせず、申し訳ございません。
こちらで出会った皆様の投稿やブログを、いつも楽しく
読ませていただいており、感謝・お礼として、ホーム
グラウンドであるこちらで、今年も自分にできることを
させていただく所存です。
・・・とは言え、新しい話題もニュースもないし…
ちょっと古いけど、今日はこれを紹介しよう。。。
事件後、本人による本の他に、この拘束事件を総括するような本が
何冊も出ていますが、日本政府や米軍を非難することを目的に
書かれたものばかり。お金を出す気、起きませんよね。。。
そんな中、2004年9月に出版された『人質論』という本。
著者の村尾建吉氏は、極端に偏向した人ではなく、青少年の事件
などから日本社会の心の問題を解き明かすタイプの人で、氏の
ホームページ<白夜通信> 〜「底が突き抜けた」時代の歩き方〜
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/
に掲載した論考をまとめたものでした。
その村尾氏が、1年を経た昨年5〜6月、事件とその後に起きた
ことを振り返り、また、他の人の評論などをとりまとめた論考を
掲載しました。今のところ無料で読めます。
○人質事件が浮き彫りにした世界認識欠如の「変な国ニッポン」
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-477.pdf
○日本(人)の覚悟を問うていた人質事件
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-478.pdf
○香田証生さんはどうして解放されなかったのか
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-479.pdf
○イラクの戦場で生涯を全うしたジャーナリスト橋田信介
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-480.pdf
○ジャーナリストは命懸けの現場を目指せ!−橋田幸子の切ない思い
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-481.pdf
○日本では人質事件はどうして、「個人の逸脱」として家族バッシングを誘発するのか
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-482.pdf
○なぜ若者はイラクを目指すのか−救われたい「自分探し」の旅
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-483.pdf
○どこにも行けない「成熟社会のつまらなさ」
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/byakuya/Taro10-484.pdf
pdfファイルで、それぞれ10ページちょっと…とにかく長いですが、
同じ言葉を使って説明を繰り返し、話して聞かせてもらうような
わかりやすさがあります。
知らなかった雑誌の記事等がたくさん取り上げられていて、発見も
いろいろありました。
政府批判も多いですが、元になる論説が反政府側からしか出ていない
状況なので、仕方ないでしょう。事実関係から、反論したい所も多々
ありますが(例えば海外メディアの報道…誰が書いた記事か、ちゃんと
見てよ。。。)…まあ、論旨は、そこではないので…
村尾氏の主題は、豊かになった日本が持つ「心」の問題。
印象に残った箇所を、ひとつだけ。
《一人の不幸な人間は、もう一人の不幸な人間を見つけて幸せになる》
というボランティア論。そこから、「弱者」以外の者ではありえなかった
3人の人質に向けられた視線が、世間に背を向ける「ひきこもり」に
対するそれと重なる、という指摘。「ものいわぬ弱者」にはストレートに
差し向けることができる「愛」が、一旦「主張する弱者」になると一変し、
屈折した「愛」の表現、批判や誹謗中傷になる。。。
特に新しく議論のネタになるような内容はないし、改めて何か言うのも
何ですが…ここで熱く議論した皆さん、批判派も擁護派も、「弱者」で
あることをさらけ出した彼らが好きで好きでたまらなかった、と。。。
興味と時間がお有りの方…これを読んで、ちょっと、自分の「心」を振り
返ってみるのも一興かと…で、そっと胸にしまっておきましょう。
これは メッセージ 280187 (take_the_rag_away さん)への返信です.
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