イラクで日本人拘束

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「ラマディからの報告」

投稿者: lonlontimago 投稿日時: 2005/02/15 10:31 投稿番号: [276142 / 280993]
高遠さんのブログより抜粋

2005年1月27日
  朝8時15分、ラマディの北部で戦闘の音と、狙撃兵の撃つ銃声が聞こえていた。今朝、3人の民間人が殺されたと何人かが教えてくれた……。出れば撃たれるかもしれないから、みんな家から出たがらない。なぜなら、狙撃兵は真夜中にこの町のいたる所にやってきて、民家の屋上を占領していくからだ。
  選挙まであと2日。けれど、ファルージャやラマディの雰囲気はまさに戦場で選挙どころではない!僕たちは家族を守ることに精一杯で、誰に投票するかなんて考えられない。バグダッドの友人たちは選挙プロパガンダについてとてもおかしなことを言っていた。党を代表する立候補者の名前が公表されておらず、数字があるだけだというのだ。この数字が意味するリーダーの理念も知らされず、ただ数字を選ぶのに選挙に行く人なんているだろうか。この数字が良いか悪いかは運次第……ってことかもしれない。

・・・

2005年1月30日
  選挙の日!!
  僕は夜中の3時にものすごく大きな爆発音で目が覚めた。僕の家の前の通りで爆弾が炸裂したのだ。米兵が泣き叫んでいるのが聞こえた。窓越しにまだ薄暗い外を見ると、3人の米兵の死体があった。ケガをした兵士は4人いて、そのうちの一人は片足がなかった。彼は泣いていた。兵士の一人が無線を取り出して助けを呼んでいた。そして、その兵士は無線を切ると他の兵士に「さっさと地図を持ってこい」と怒鳴った。彼らはとても苛立っていて、発砲していた。叫び、泣きわめいていた。一人がまた叫んだ。「おぉ、ジョンか?いや、ジョンじゃない!ジョンが消えた!」
  4台の軍用車両が走行中に、爆弾は通りの右側で炸裂した。1台は完全に木っ端みじん。もう1台は燃え上がり、死んだドライバーを乗せたまま走行していた。指揮官は恐らく逃げ道を失ったのだろう……、砲弾を受けた。他の兵士たちが負傷した兵士たちの手当をしていた。
  20分後、米兵たちは現場からいなくなった。朝になって、現場に行ってみるとそこには大量の血痕と軍用車両の破損したパーツが散乱していた。僕は悲しかった。なぜなら、僕の家の前に血と人間の死体があったからだ。今日はいたる所で攻撃が起こり、たくさんの人が逮捕された。

・・・

2005年1月31日
  今日のメディアは選挙が成功したと口々に言っている。もちろん、僕も選挙は必要だと思うし、それ自体はうまく行ってほしいと願っている。ラマディのほとんどの人は他のイラク人のように投票には行けなかったけど。驚くべきことに、状況がとてもとても静かに穏やかに、そしてとっても平和的になっていることだ。思うに、レジスタンス(抵抗勢力)側がとうとう事実を受け入れ、政府に対する要求や生活の改善を主張する権利を我々に与えるために、選挙をやらせてみようという気になったのではないだろうか。

  僕もイラクにとって選挙は必要なステップだと思う。だけど、イラク人の30%が投票しなかったのだし、これは合法的なやり方ではなかった。もちろん僕たちは南部や北部のイラク人の選択に敬意を表す。それに彼らは、なぜ僕たちが投票しなかったかを理解してくれている……。投票結果が良いリーダーシップを示すことを強く望む。そのリーダーシップはアメリカに属するのではなくて、僕たちイラク人に属していることを望む。結果はすぐに出るだろう。

2005年2月1日
  今日も静かな1日だ。狙撃兵も、戦車も兵士も戦闘もない。人々は外出し始めた。僕は市場に行ってみたが、あいにくインターネットカフェは閉まっていた。友達にメッセージを送らなきゃいけない。特にナオコはとてもイラクの友人たちのことを心配しているから、彼女にみんなが無事だということ、町の人々も少し落ち着いてきたこと、そして僕たちがこの状況の中で強くいられるのは平和を愛しているからだということを伝えなきゃいけない。
  ちょっと言わせてくれ。僕は今のこの穏やかな生活にひどく驚いている。2,3週間後には何かとても良いことが起きるのかもしれないなんて期待している。

2005年2月5日
あぁ……、やめてくれ……米軍がまた僕らの町にやって来た。また戦闘が通りで始まるようだ。でも、今日はまだそれほどヒドクなさそうだ。

http://iraqhope.exblog.jp/d2005-02-12


この一節は興味深かった。

「思うに、レジスタンス(抵抗勢力)側がとうとう事実を受け入れ、政府に対する要求や生活の改善を主張する権利を我々に与えるために、選挙をやらせてみようという気になったのではないだろうか。」

米軍に反発している一方で、レジスタンス側に事実を受け入れてほしいのだろう。
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