学歴社会と自分探し
投稿者: raru_babu 投稿日時: 2004/11/04 15:01 投稿番号: [268185 / 280993]
学歴社会と自分探しには密接な関係があるとわたしは思ってます。
転職率が上がって来たとは言え、
まだまだ大学進学と就職のタイミングで
ある程度勝ち組と言われる層は決まってしまい、
残された者の選択肢は年々狭まる一方ですよね。
階層が下がって行くに従って、
仕事内容は単純化して行きますし、
創造性や個人の能力は期待されなくなります。
ある種の人々にとって、
「これは本当の自分の姿ではない」
「自分にふさわしい生き方は他にある」
という鬱屈した気持ちが芽生えるのは、
実は歪んだ平等思想の弊害でもあります。
しかしそういう人々が軌道修正を試みるには
日本社会はあまりにも閉鎖的ですし、
高校を卒業しなかったけれどやり直したい、
と思った人が中年になってから大学にチャレンジしても、
新卒で世の中に出た人に追いつくのはなかなか難しいでしょう。
海外留学、ワーキングホリデーなどの「道」が、
そういった人々にとって一つの挽回のチャンスに見えてしまうのも、
大量の海外流出組を生む理由になっていると思います。
(実際には、費用対効果を考えたらあまり意味はないのですが。)
教養の低い層へ行けば行くほど、
「海外脱出」→「なんかビジネスを始める」→「かっこよく成功」
みたいな安直な図式が見えてしまうものなんですよ。
日本国内にもっと軌道修正のチャンスがあれば、
あるいは「誰もが平等」などという誤った教育方針がなければ、
社会的成功以外に自分自身の価値を見出せる場があれば、
将来の展望も具体的なプランもないまま安易な海外脱出を試みる若者が
こんなに増えてしまうことはないんじゃないかと思います。
ちなみにわたしはモチロン一流大学卒なんかではありませんし、
当然、卒業後は一流企業に就職することもありませんでしたが、
現在の自分の職業にそれなりの適性を見出していますし、
収入にも概ね満足しています。
これからやってみたいことはまだいろいろありますが、
いろんな意味で「今の自分」にそんなに不満はないですね。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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