イラクで日本人拘束

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*イスラム神学、教義体系の根本問題*

投稿者: oversea_rabbit 投稿日時: 2004/11/03 17:42 投稿番号: [266564 / 280993]
イスラム神学、およびその教義体系には、根本的な問題がある。
その根本問題とは、彼らイスラムの神学者たちは、経典すなわちコーランの歴史的、批判的研究を認めていないという事実である。

西欧キリスト教は、ルネサンスおよびそのあとの人文主義を経て、自分たちの教義体系を再構成した。すなわち、経典というものが、そのまま天からくだってきたのではなく、長い歴史を経て成立した、ということを認めている。そして、その経典の解釈にあたって、近代の歴史学、文献主義の方法を用いることを許している。

さらに、日本などの大乗仏教の研究においても、近代以降は、歴史的、批判的な研究方法が取り入れられている。ある大乗仏教の経典が、歴史的にいつ、どのような条件のもとで成立したのかを、学問的に解明するのである。

このような歴史的、批判的精神に裏打ちされている宗教では、自分たちの立場を常に批判的に見ることも可能である。さらに、自分たちの立場を相対化することもできる。
さらに、経典の解釈にあたって、その時代その時代の歴史的背景が考慮される。

しかし、イスラム神学は、これらの前提になる歴史的批判的研究方法を一切、認めていない。コーランは、一字一句そのままマホメッドから伝承されたものとされる。
そして、その経典の成立過程を歴史的に研究して批判的に解釈することなど許されない。

その結果、歴史的思考というものが停止する。彼らは二十一世紀にふさわしいしかたでコーランを解釈すべきだ、という基本的なことに気づくことさえできない。というより、そういう時代にふさわしい歴史的思考方法がまったく身についていない。

これが、イスラム原理主義になると、異常なまでに高まっている。人類が長い歴史をかけて築いてきた人権、人権意識など、彼らはまったく否定できる。
イスラム原理主義者たちにとっては、自分たちの狂信的なコーラン、アラー信仰の形態だけが絶対であって、他はすべて地獄行きのまちがいなのである。
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