イラクで日本人拘束

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イデオロギーと命

投稿者: kaikai85jp 投稿日時: 2004/11/01 22:40 投稿番号: [262278 / 280993]
イラクの事件は・・・今回は米軍は作戦を中止することはありませんでした。
結果、こうなってしまったのですが、なにもあんな殺しかたしなくても・・・。
イデオロギーや政治的な背景の何もない若者だと、武装勢力もわかったのに・・・。
せめて、無関係の若者の命を、自分たちのイデオロギーの犠牲にすることに、
命を奪うことに、敬意をはらってほしかったというのが今の気持ちです。

前回の3人の人質事件の解放劇のあと、武装勢力は興味深い声明を発しています。曰く、
「貴方達、個人レベルの感情論は私達も同じなので理解して解放するが、貴方達はもっと、自分の国の政治に少しでも関心を持ったらどうだ。」

つまり、完全に米軍に取り囲まれて、半ば観念していた武装勢力サイドは、
日本人を人質にとってはみたものの、本当に日本が米軍に懇願して、
米軍がファルージャ攻撃を中止し、自分達が逃げおおせるとは、
思いもよらなかったのだろうと思います。
そして、確固たるイデオロギーに基づいて戦闘を繰り広げている彼らには、
米軍に追従してイラクに派兵し、自衛隊を駐屯させている“敵=日本政府”
(イラクの敵じゃありません。武装勢力にとっての敵という意味)が、
そのとても重要な戦略的な意味も顧みず、米軍に対して中止を懇願し、
敵であるはずの武装勢力に対して解放を懇願するという行動が、
とても矛盾していて、奇異なモノに映ったに違いありません。
武装勢力だけではありません。
米軍にとっても、まさか日本が攻撃中止を懇願してくるとは、おもってもみなかったことでしょう。
ファルージャを制圧し、武装勢力を一掃するという作戦は、それほど、
今後のイラク情勢を決定づけるほどの重要な作戦であり、
あのとき、米軍はその戦略目標完遂まで後一歩のところまできていたのです。

つまり前回の解放劇は、武装勢力やテロリスト、米国にとっては、イデオロギーに対して命はとても軽く、
逆を言えば、日本では、イデオロギーよりも命は遙かに重い
ということを如実にあらわしていたと思います。

そしてたぶんそれは、世界でただ一つ、今の日本だけの、
とても貴重な考え方だと私は思います。
今回犠牲なった若者も、海外での生活があったようですが、
その、世界で唯一の日本の考え方の犠牲になったという見方も出来ます。
たぶん今の日本人のほとんどは、犯罪や犯罪を犯した事への代価ではなく、
イデオロギーによって簡単に命は奪われるということを理解できていないのです。
そしてそれは、もしかしたら、私たちは、自分たちが自覚しないままに、
命の前にはイデオロギーも、政府も、敵も味方も存在しないと言う、
ある意味ではとても危険な、ある意味ではとても素晴らしい、新しい国家や世界のあり方を、
日本政府という、とても頼りない、めちゃくちゃな国家の元で、
模索しながら歩いているということの証なのかもしれません。

日本は、日本人は、なにを目指して、どこにいくのでしょうか・・・。
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