Re:自衛隊撤退について
投稿者: airbone696mi 投稿日時: 2004/10/30 14:24 投稿番号: [253737 / 280993]
>一部だけでも撤退させていれば,テロの人たちも少しは気持ちが変わったかも
あり得ない話だ。クラウゼヴィッツを持ち出すまでもなく、暴力(テロ)や戦争というものは、政治目的を達成するための手段に過ぎない。目的達成の確固たる信念を持ったテロリストには、そのような事で「気持ちが変化」することはない。「テロリストと取り引きしない」「テロに屈するな」というのはそのためだ。
>命を一番に考えるべき
それは誤りである。人質の命も国益も両方大事なのだ。したがって、テロリストに対しては毅然とした態度で臨みつつも、聖職者等を介して接触を試みる等時間を稼ぎ、その間に情報機関により居場所を特定し、特殊部隊による隠密急襲作戦を実施し、テロリストを殲滅するとともに無傷で人質を救出するのが理想的である。しかし、理想通りに行かないのは、イラン大使館事件の例を挙げるまでもないのは明らかである。
また、航空機のハイジャック対処と異なるのは居場所の特定が困難な点だ。戦後の我国における情報収集能力は、電波傍受・解析能力を除けば外国に比してかなり水準が低い。映画の007のように海外で活躍する秘密諜報工作員が存在する訳でもない。ましてや、協力者獲得工作も不得手である。
我国の大使館に勤務する書記官や防衛駐在官は新聞を切り抜いたりして、公開情報を収集しているに過ぎず、情報戦に関しては先進国で後塵を拝している状況だ。今後はCIAのような組織が必要となるだろう。
>もし小泉さんの息子さんが香田さんと同じ状況になった場合
国家指導者が重要な国策について意志決定するにおいて、私情を挟むことは許されない。自分の息子であろうと、小泉首相はテロリストの要求を跳ねのけた上で、全力で救出にあたるべきだ。
これは メッセージ 253560 (gskrf483 さん)への返信です.
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