イラクで日本人拘束

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国家は100%人をたすけるものじゃない

投稿者: diedielove999 投稿日時: 2004/10/30 01:31 投稿番号: [251331 / 280993]
高遠さんたちの場合は、明確に打ち出す目的がそれぞれに有った。ストリートチルドレンの教育とか、戦争報道とか、取り組んでいる課題があった。
これに対して政府は、「それ以前の問題」として、(暗黙的に国民としての)「自己責任論」を持ち出したために、当方など大いに反発したしだいである。あのときの政府の対応は、まったく個人に対する圧力、干渉でしかなかった。

しかしながら今回の人は、全然目的がはっきりしないのが、よくないと思う。
なにか自分なりのプロ意識を持つとか、本当に現地の人が好きになってとか、
何かそういう、日本人である自分にとって本来な何かを捨ててでも、行くというならば、それはだれから非難される行為でもない。
もちろんリスクも自分のものだが、そんなことは、おそらく本人にとっては、どうでもいいのではないか。
その証拠に、彼らはすみやかにイラクに戻った。

しかしそれもなく、ただ危険地帯に立ち入るのは、常識で考えても懸命でない。



ただしここで、国家の振る舞いにたいして、市民として、抑えておくべきことが有ると思う。
こういう場合、日本の政府が救出に全力を尽くすなどというのは、それはあくまで国家の面子のためでしかないということだ。
前みたいに巨額(でしかも現地に人脈をもつ本人からすれば割高)な請求を起こすより前に、そういう費用のかかることをやらなければ良い。
つまり、助けなきゃいい。

たとえば、メーカー仕様で分解するなと明記された部分を分解して改造などした場合、当然保障は受けられない。

国家もシステムならば、それと同じに動けばすむことじゃないか。
でもそれができるのかどうか。
誤解なきよう、助けるなといっているわけではない。この振る舞いに国家の本質が見抜けると言っているのだ。


もし、国家が、こういう場合に、それでも日本国民である本人を、全力で救出を行うというのならば、それは、本人や家族の為じゃなくって、単に国家の面子のために過ぎない。
つまり、国家そのもののためにやるにすぎない。


大事なのは、市民が一連の出来事に、冷えた目線を持つことだ。
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