イラクで日本人拘束

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イラク情勢を考えるうえで

投稿者: lonlontimago 投稿日時: 2004/10/12 11:54 投稿番号: [241234 / 280993]
常識さん、少しだけ私なりの情勢の見方を書きたいと思います。

イラクでの大きな勢力にはシーア派、スンニ派、クルドがあります。

シーア派はイラクの人口の過半数を占める大きな勢力ですが
政治の主流にたった経験がない。
主にイラクの南部を中心に広く勢力を持っているようす。
ちなみにムサンナ州もほぼシーア派の勢力下にあります。

スンニ派はサダム時代から政治の中枢にいたわけでアメリカに対する反感はより強いようです。

クルドはキルクークをスンニ派に追い出された経緯があり、スンニ派とは手を結びにくい。

イラク基本法では民主主義と入ってもある程度少数派のクルドやスンニ派にも配慮した形になっており
シーア派から見ると相当な不満があったようですが
とにかくイラクを一つの国として維持することを優先して
基本法制定に踏み切った経緯があります。
シスタニ師の力による部分は大きかったと思います。

シーア派のなかでも、反米強硬派とされるサドル師は武力闘争に進みました。

ナジャフでの停戦もシスタニ師の力は大きなものがあったようです。

シーア派では政治をとるアラウィ師と宗教的な指導力を発揮するシスタニ師という具合に
アメリカなどが要求する政教分離政策も
比較的受け入れられやすい素地があるのかもしれません。

クルドのほうは、サダム時代からみると
スンニ派の力が相対的に弱まるということで
柔軟姿勢を保っているように見受けられます。

スンニ派としては、政権移譲で大統領にヤワル氏が就任しましたが
ほとんど名前のみで実権を持たない様子。

ファルージャでの反戦運動も、次第に反米武力闘争へと変遷し
また米軍の掃討作戦が市民を巻き添えにしたことなどから
より強硬姿勢へと移っていったのだろうと思います。

ある意味ファルージャは反米武力闘争の「聖地」みたいな部分があるのかもしれません。

この地で和平が成立し、選挙を通した政治闘争の場となれば
各地の反乱?も徐々に納まる可能性があるように思えます。

高遠さんが拘束時に武装勢力に言った言葉
「武器を使わずに解決する方法」を
ファルージャの人々が真剣に考えたら
事態は改善へ向かうのかもしれないと思うのです。

今のままでは、テロリストにうまく利用されただけのような気がする。

そして、聖職者協会ですが
罪のない人々を対象にした人質作戦には反対していますが
どうも武力闘争自体については批判もしないし
正当な行為と煽っているようにも思える。

彼らが、選挙参加を表明し、無益な武力闘争かせ政治闘争へと方向転換を訴えたら
ファルージャ情勢も、またイラク情勢も改善するような気がします。

ひとりのニュースウォッチャーの浅はかな考えです。

長々と失礼しました。
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