[News]イラク国民大会議閉幕
投稿者: lonlontimago 投稿日時: 2004/08/20 20:05 投稿番号: [231584 / 280993]
イラク国民大会議閉幕
評議員無投票に反発
既定の枠内…失望感
【カイロ=加納洋人】イラクの首都バグダッドで開かれていた国民大会議は十八日夜、諮問評議会(定数百人)の評議員を無投票で選出、閉幕した。選出方法をめぐり最終日も一部参加者が退席するなど混乱し、イラク民主化の重要な政治日程である国民大会議は、イラクの抱える諸問題を露呈させた形でもある。
国民大会議準備委員会のマスーム委員長は十九日、無投票で諮問評議会が選出されたことについて、「適切に選出された」と述べ、来月初めにも諮問評議会が初会合を持つことを明らかにした。
諮問評議会は法案拒否権や、二〇〇五年の予算承認権を持ち、来年一月の総選挙まで暫定政府を監督する議会に準ずる役割を担うが、今後、無投票で選出された諮問評議会の正統性を問う声が強まる可能性もある。
大会議は当初、暫定政府に近い主要政党が共同で作成した単一の評議員名簿を投票にかける予定だったが、「秘密裏に評議員が選ばれている」と反発が広がり、他の名簿の提出も認めた。
無所属グループが十八日、別の名簿を提出し、二種類の名簿が検討されたが、投票直前に同グループが撤回、背景が不透明なまま主要政党の名簿だけが残った。会議を支援した国連当局は、単一名簿でも信任投票を行うよう勧告したが、投票はおこなわれず、事務局は選出を宣言した。
この名簿は政党や地域、団体別に議席を割り当てており、暫定政府は、民族・宗教・宗派が複雑に入りくむ事情を考慮して各勢力のバランスを図ろうとしたとみられる。だが、こうしたやり方は、戦後のイラクにはびこる「宗派主義」の固定化や助長につながりかねず、「もろ刃の剣」の危うさを内包する。
また、南部バスラの参加者からは「フセイン時代と同様、バスラは虐げられている」といった声があがるなど、大会議はやり場のない不満をぶつける場にもなった。混乱の続くイラクでは、国民の声を政治に反映させる場が乏しいが、国民大会議の議論も暫定政府の主流派による“既定方針”の枠内に留まってしまった−そんな失望感も漂っている。
(産経新聞) - 8月20日4時5分更新
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投票なくして、信任されたとは言えない。
混迷はますます深まるばかりか。
失望。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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