赤旗の記事読みました>エトさん
投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/08/17 12:21 投稿番号: [230994 / 280993]
こんにちは。エトさん。
お怒りのようですね(笑)。
僕も赤旗の記事を読んでみました。
赤旗を擁護する気はサラサラありませんが(笑)、ウィラマントリ氏らしい慎重な言い回しをしていると感じられる引用が、一応はなされているのではないだろうか――というのが僕の印象です。
まず、
>「もし今、≪九条の意図的な変更があるならば≫、それは、日本が宣言した戦争放棄を日本が積極的に放棄していると、全世界とりわけ域内の近隣諸国に告知することを意味する」
という彼の言葉の引用の、特に僕が≪≫で括った部分ですが…。ここに、複雑な背景事実における極めて高度なコンセンサス・ビルディング能力を必要とするICJの判事を務めた経験のある彼らしい慎重さを感じます。
≪≫の部分は外交において駆使される婉曲表現と類似の言い回しを彼がしたのではないかと推察します。したがって、おそらく彼も、日本の戦争放棄の内実は、「侵略戦争の放棄」ということであり、交戦権の放棄といっても、自衛のための「防御的な武力行使」と侵略や武装勢力の掃討などを意味する「攻撃的な武力行使」が峻別されていることを承知で(彼がこの区別を知っていなければICJの判事など務まりません 笑)、日本の今の軍事兵器体系が「極めて防御的」であり、海外諸国への「戦力投射能力を持っていない」という特徴を知っているはずだ――と僕は確信します。
だからこそ、彼は「9条の意図的な変更があれば」という仮定の話を問題視している。つまり、補足すると、「もし日本が、『侵略戦争』を容認し、現在の日本の軍事兵器体系を『攻撃的』なものにしていくという≪意図≫を込めた憲法改正を行うのであれば」「日本が宣言した戦争放棄を日本が積極的に放棄していると…」云々という話の流れになる論理構築をしているはずなんです。
が、さすがは赤旗の記者というべきか(笑)。ウィラマントリ氏が「憲法9条の≪意図的変更≫」という言い回しに込めた真意に無頓着すぎなんですよ(もしくは恣意的に軽視しているのかな?)。
で、問題の、
>≪九条改憲は≫、「喜んで戦争する可能性に戻る意図を、域内諸国と全世界に示唆すること」
という部分で歪むんです。
エトさん。よく見てください。≪九条改憲は≫って部分が、いわゆる「ト書き」になっているでしょう(笑)。
正しくは、≪憲法九条の意図的変更は≫、「喜んで戦争する可能性に戻る意図を、域内諸国と全世界に示唆すること」になるってことだと思いますよ。
すでにエトさんが指摘されている翻訳上の問題も大きいと僕も思いますね。仰るとおり、邦訳の日本語がかなり変ですもん(笑)。
まぁ、赤旗の妙技を見させていただいたということで(笑)。
しかし、日本の憲法改正論議をウィラマントリ氏がどう見ているのかについては、確かに個人的に聞いてみたいところではありますね。
ちなみに、彼が日本語で講演するということはあり得ないと思います。なので、英文の元原稿がほしいところですね。
お怒りのようですね(笑)。
僕も赤旗の記事を読んでみました。
赤旗を擁護する気はサラサラありませんが(笑)、ウィラマントリ氏らしい慎重な言い回しをしていると感じられる引用が、一応はなされているのではないだろうか――というのが僕の印象です。
まず、
>「もし今、≪九条の意図的な変更があるならば≫、それは、日本が宣言した戦争放棄を日本が積極的に放棄していると、全世界とりわけ域内の近隣諸国に告知することを意味する」
という彼の言葉の引用の、特に僕が≪≫で括った部分ですが…。ここに、複雑な背景事実における極めて高度なコンセンサス・ビルディング能力を必要とするICJの判事を務めた経験のある彼らしい慎重さを感じます。
≪≫の部分は外交において駆使される婉曲表現と類似の言い回しを彼がしたのではないかと推察します。したがって、おそらく彼も、日本の戦争放棄の内実は、「侵略戦争の放棄」ということであり、交戦権の放棄といっても、自衛のための「防御的な武力行使」と侵略や武装勢力の掃討などを意味する「攻撃的な武力行使」が峻別されていることを承知で(彼がこの区別を知っていなければICJの判事など務まりません 笑)、日本の今の軍事兵器体系が「極めて防御的」であり、海外諸国への「戦力投射能力を持っていない」という特徴を知っているはずだ――と僕は確信します。
だからこそ、彼は「9条の意図的な変更があれば」という仮定の話を問題視している。つまり、補足すると、「もし日本が、『侵略戦争』を容認し、現在の日本の軍事兵器体系を『攻撃的』なものにしていくという≪意図≫を込めた憲法改正を行うのであれば」「日本が宣言した戦争放棄を日本が積極的に放棄していると…」云々という話の流れになる論理構築をしているはずなんです。
が、さすがは赤旗の記者というべきか(笑)。ウィラマントリ氏が「憲法9条の≪意図的変更≫」という言い回しに込めた真意に無頓着すぎなんですよ(もしくは恣意的に軽視しているのかな?)。
で、問題の、
>≪九条改憲は≫、「喜んで戦争する可能性に戻る意図を、域内諸国と全世界に示唆すること」
という部分で歪むんです。
エトさん。よく見てください。≪九条改憲は≫って部分が、いわゆる「ト書き」になっているでしょう(笑)。
正しくは、≪憲法九条の意図的変更は≫、「喜んで戦争する可能性に戻る意図を、域内諸国と全世界に示唆すること」になるってことだと思いますよ。
すでにエトさんが指摘されている翻訳上の問題も大きいと僕も思いますね。仰るとおり、邦訳の日本語がかなり変ですもん(笑)。
まぁ、赤旗の妙技を見させていただいたということで(笑)。
しかし、日本の憲法改正論議をウィラマントリ氏がどう見ているのかについては、確かに個人的に聞いてみたいところではありますね。
ちなみに、彼が日本語で講演するということはあり得ないと思います。なので、英文の元原稿がほしいところですね。
これは メッセージ 230877 (etranger3_01 さん)への返信です.
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