拘束された豪州女性の手紙No.7-1
投稿者: amadeusdus 投稿日時: 2004/07/04 23:39 投稿番号: [210955 / 280993]
私たちの後ろには、ファルージャの一般市民を満載した数百台の車の列が並ん
でいる――恐怖にかられ、なんとか安全地帯に逃れようとする人たち。もうす
でに数台が、もうこれ以上近づくなと警告する米兵の射撃に、あきらめて引き
返してしまっていた。
ファルージャは流血の監獄になってしまっていた――だれも、入ることも出る
こともできない。
米兵の姿は確認できないものの、まず数日前と同じ手続きに従った:私たちが
西洋人であることを見せるためにヒジャーブをはずして顔を見せる、腕は上に
あげる、手にはパスポート、そして拡声器で呼びかける:「ハーイ、米兵さ
ん、私たちは非武装の外国人市民です、ファルージャから出て行きたいんです
――撃たないでください」
(中略)
メッセージを繰り返すと、男のかすかな返事が聞こえてきた。
「撃ちはしない。前進しなさい」
(中略)
「ほかの人たちはどうなるんです?」と私たちは聞き返した。この「ほかの
人」たち、自分たちの町を突如襲った地獄から何とか逃れようと、暑いすし詰
めの車の中で待っている、この数百家族のファルージャの人たちは。
そこには、不安な女性たち、怯える子供たち、手足の不自由な老人たち、そし
て戦いに加われる年齢だが、戦いを好まない若者たちがいる。
「この人たちも通すべきです」と私たちは訴えた。「あの人たちは、ただ安全
なところに行きたいだけなんです」
責任者のその下士官は、躊躇していた。
「彼らは、ほんの少しの身の回りの物を持って、暴力から逃げたがっているだ
けの一般市民なんです」と説明した。
さらに5分くらいねばっていると、ついに下士官は答えた。
「わかった、女子供はいいだろう」と、まるで大した譲歩でもあるかのよう
に、彼は告げた――しかし、何の役にも立たない譲歩を。
この下士官は現地の文化を何ひとつ理解していないようなので、私が悟らせて
やらなければならなかった。「女性は運転しないんですよ。もし、一人か二人
でも運転できたとしても、家族の男とはなれて一人で行くことなんてありえな
いんです」と私は穏やかに話した。
彼の譲歩では、列に並んだこの数百台の車は、一台も通れない。
彼はうなずいた。「わかった、老人もいいだろう」。これもまた、ほんの数台
を通すことにしかならない。
私には、若者は通さないという理由がわからなかった。そこで彼に尋ねた。
「あの人たちは町を出たいだけで、あなた方と戦いたくないのです。通してや
らないとだめですよ。でないと、彼らはあなた方から身を守るために銃を持た
ざるを得なくなるでしょう?」
検問所責任者の下士官は大きな声では返事をしなかったが、周りにいたうちの
一人が、たぶん私たちに聞かせるつもりもなく、こんなことを言った。
「あそこに固まっててくれる必要があるんだ。一発でやつらを全部片づけられ
る。そのほうが簡単なんだ」
もし責任者の下士官が彼の指令を即座に繰り返さなかったら、信じがたいこの
発言を私は冗談と受け取っていたかもしれない。
「だめだ。男は出さない。そう命令を受けている」
でいる――恐怖にかられ、なんとか安全地帯に逃れようとする人たち。もうす
でに数台が、もうこれ以上近づくなと警告する米兵の射撃に、あきらめて引き
返してしまっていた。
ファルージャは流血の監獄になってしまっていた――だれも、入ることも出る
こともできない。
米兵の姿は確認できないものの、まず数日前と同じ手続きに従った:私たちが
西洋人であることを見せるためにヒジャーブをはずして顔を見せる、腕は上に
あげる、手にはパスポート、そして拡声器で呼びかける:「ハーイ、米兵さ
ん、私たちは非武装の外国人市民です、ファルージャから出て行きたいんです
――撃たないでください」
(中略)
メッセージを繰り返すと、男のかすかな返事が聞こえてきた。
「撃ちはしない。前進しなさい」
(中略)
「ほかの人たちはどうなるんです?」と私たちは聞き返した。この「ほかの
人」たち、自分たちの町を突如襲った地獄から何とか逃れようと、暑いすし詰
めの車の中で待っている、この数百家族のファルージャの人たちは。
そこには、不安な女性たち、怯える子供たち、手足の不自由な老人たち、そし
て戦いに加われる年齢だが、戦いを好まない若者たちがいる。
「この人たちも通すべきです」と私たちは訴えた。「あの人たちは、ただ安全
なところに行きたいだけなんです」
責任者のその下士官は、躊躇していた。
「彼らは、ほんの少しの身の回りの物を持って、暴力から逃げたがっているだ
けの一般市民なんです」と説明した。
さらに5分くらいねばっていると、ついに下士官は答えた。
「わかった、女子供はいいだろう」と、まるで大した譲歩でもあるかのよう
に、彼は告げた――しかし、何の役にも立たない譲歩を。
この下士官は現地の文化を何ひとつ理解していないようなので、私が悟らせて
やらなければならなかった。「女性は運転しないんですよ。もし、一人か二人
でも運転できたとしても、家族の男とはなれて一人で行くことなんてありえな
いんです」と私は穏やかに話した。
彼の譲歩では、列に並んだこの数百台の車は、一台も通れない。
彼はうなずいた。「わかった、老人もいいだろう」。これもまた、ほんの数台
を通すことにしかならない。
私には、若者は通さないという理由がわからなかった。そこで彼に尋ねた。
「あの人たちは町を出たいだけで、あなた方と戦いたくないのです。通してや
らないとだめですよ。でないと、彼らはあなた方から身を守るために銃を持た
ざるを得なくなるでしょう?」
検問所責任者の下士官は大きな声では返事をしなかったが、周りにいたうちの
一人が、たぶん私たちに聞かせるつもりもなく、こんなことを言った。
「あそこに固まっててくれる必要があるんだ。一発でやつらを全部片づけられ
る。そのほうが簡単なんだ」
もし責任者の下士官が彼の指令を即座に繰り返さなかったら、信じがたいこの
発言を私は冗談と受け取っていたかもしれない。
「だめだ。男は出さない。そう命令を受けている」
これは メッセージ 207020 (amadeusdus さん)への返信です.
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