cardockjp様:>奈良時代の帰化人
投稿者: raru_babu 投稿日時: 2004/06/10 15:42 投稿番号: [198598 / 280993]
物部氏については渡来系、土着系と両方の説がありますが
神祭を司る大氏であったこと、仏教導入に執拗に反対したことなどから
わたし自身は土着の縄文系大氏であったとする説に賛成です。
蘇我氏についてもはっきりと百済からの渡来人であると
断定できるわけではないですが、
こちらは百済系であるとの説がかなり有力であると思います。
両氏は朝廷に対する実権を巡って対立を繰り返し、
最終的には用明天皇の後継者争いに起因する587年の
蘇我物部戦争により物部氏が滅ぼされるという結末を見ています。
当時の文化に渡来文化の影響が色濃いことは事実ですが、
だからと言って平和裏に浸透したものであるとする理由にはならないでしょう。
当時の歴史を伝える日本書紀が、基本的には大和朝廷によって
その存在を神格化、美化する目的で編纂されたことを考慮すべきです。
日本書紀に書かれた日本武尊伝説は渡来人による縄文人への
殺戮と制圧の歴史であるという説もあり、
平和裏に浸透したのであるという認識はまさに
経年による史実の風化にすぎないのではないかと
わたし自身は考えています。
これは メッセージ 198579 (cardockjp さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afa4gffckdcbfm94bab_1/198598.html