イラクで日本人拘束

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>反米

投稿者: raru_babu 投稿日時: 2004/06/08 06:29 投稿番号: [196960 / 280993]
kurusimi_kanasimi_kuyasimiさん、どうも。

戦前に「持てる側」の人間だったりすると、戦後の苦労はひとしおだったようですね。
我が家も母方はそれなりの家柄だったようで、
お嬢様育ちの祖母は大変な苦労をしたようです。
昨日も書きましたが祖父は戦争の心的後遺症で戦後数十年経ってから自殺しました。
我ながら、アメリカを恨む条件はそれなりに揃ってると思います。

それでもわたしがアメリカという国を憎むことなく育って来たのは、
おそらく両親が元来新しい物好きな人たちで欧米全般に強い憧れを持っていたこと、
身近で接したアメリカ人が基本的に気の良い人たちだったことが原因かと思います。

日本という国にも良い所も悪いところもあるように、
日本人一人一人にも良い所も悪いところもあるように、
アメリカもまた多くの問題を抱えた一つの国であり、
その国を構成する人々も様々です。

そういう意味ではわたしにとって全面的に支持できる国、というものは
この地球上に存在し得ないと思いますし、
全面的に大嫌いな国もまたあり得ません。

特に対外政策上でアメリカの悪い部分が目につくことが多いのも事実ですが、
世界に類を見ない移民国家としてのアメリカが、
やむにやまれぬ内部事情を抱えている現実もある。

戦勝国が幅を利かせるというのが世界史上の根本原則である以上、
最後に大きな戦争に勝利したアメリカが猛威を振るうのは仕方のないことです。
この地図を塗り替えるには、再び戦争をしてアメリカに勝つしかない。
もしかしたら近い将来、そういうことが現実になるかも知れませんが、
我々日本人は基本的にそれを望んでいないでしょう。

わたしたちは皆、戦争は終わったと教えられて育って来ました。
本当はちっとも終わってないじゃないか、と思うことがわたしもたまにあります。

しかしわたしはアメリカを憎みません。

日本人を、日本人だというだけの理由で憎むアジアの人たちがいます。
非常に友好的な人々も増えて来たとは言え、
まだまだ現実的には数多くの人々が、個人的な戦争の記憶から、
日本人を憎んでいると思います。

わたしの好きな本の中に、
ボブ・グリーンの「DUTY [デューティ] わが父、そして原爆を落とした男の物語」
という本があります。
タイトル通り、あの朝エノラ・ゲイ号の操縦桿を握ったポール・ティベッツへの
数週間にわたるインタビューの内容をとりまとめたものですが、
戦争と個人と見つめ直すには大変興味深い本だと思います。
機会があったら是非、読んでみて下さい。
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