>>モラルと躾・・・
投稿者: raru_babu 投稿日時: 2004/06/03 00:15 投稿番号: [193571 / 280993]
wokeyijinlaimaさん、どうも。
>ず〜っと昔イギリスで、少女がまだ幼い男の子を2人殺して、
>警察に挑戦状を送ったという事件がありました。
マリー・ベル事件ですね。
わたしは高校時代からこの事件には強い関心を持っていて、
彼女について書かれた本は全て読みました。
マリーの母親はプロの売春婦で、父親から性的虐待を受けて育った可能性があります。
父親ビリーは窃盗の常習犯で、マリーは幼い頃から母親の売春を手伝わされて育ったそうです。
その母親は服役中のマリーに手紙を書かせては
それをタブロイド誌に売って収入に代えていたそうです。
事件はイギリスの典型的な労働者階級の集まる地域で起こり、
マリーの家庭も最下層に属する貧しい家庭です。
こうした劣悪な環境の下で、マリーは2歳の頃から典型的なサイコパスの症状を呈し始め、
犯行の起きた11歳の時には「人を傷つけることが大好き」と公言し、
人に注射針を刺せることを理由に将来の希望として看護婦を挙げていたそうです。
>終身刑を受け服役
というのは厳密には誤りで、治療終結後の釈放という不定期刑を宣告され、
受け入れ先として適当な施設がないため少年院に入れられていたそうです。
1980年に22歳で仮釈放となり、92年に仮釈放期限が切れて自由の身となりました。
彼女のケースでは、罪により罰を与えたという意味合いよりは、
劣悪な家庭環境から一端切り離すことによって更正への道を切り開くという
配慮が含まれていたのではないかとわたし自身は推測しています。
日本では確か2000年にジッタ・セレニィによるマリーの後日談が刊行されましたが、
更正のために長い年月を要したものの、元来が高い知能水準を示した女性らしく、
知的で頭の回転も速く、人生の再構築に努力を続けている姿が描かれていました。
余談ながら
>女子高生を自宅の2階に監禁して死なせ、あげく死体をドラム缶で焼いた
のは89年に東京都足立区で起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件を
指しておられるのではないかと思いますが、
死体はドラム缶で焼かれたのではなく
ドラム缶にコンクリート詰めにされ、江東区内の空き地に遺棄されました。
このたび映画化されて上映予定が漂流しているようです。
これは メッセージ 193390 (wokeyijinlaima さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afa4gffckdcbfm94bab_1/193571.html