イラクで日本人拘束

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■自己責任で騒ぐ理由

投稿者: sabaku_55 投稿日時: 2004/05/30 17:52 投稿番号: [191243 / 280993]
今更「自己責任」なんかで騒ぐなと言う意見がある。
自己責任とは、自己の行為の結果起きた損害を自らが負うという事だと思う。
当たり前と言えば当たり前で、取り立てて騒ぐ事でもないよう気がする。
では、なぜ騒ぐのか?   を考えてみた。


自衛隊派遣によって、リスクが増したとしても、それを承知で行った人質に自己責任はある。
政策が悪かったとしても、合憲かつ適性な手続きによるものなら、自己責任は減少しない。

しかし、政府にも責任はある。
ひとつは、言うまでも無く、人質の救出である。

もうひとつは、自衛隊派遣と絡むものだ。
派遣による邦人のリスク増大に対する責任。     <派遣の是非。
こういった事件に対する、準備不足に対する責任。<実効性の無い救出活動しか出来なかった。

事件に対して、政府は「退避勧告を出していた、行った方が悪い」と
「折角、自衛隊を派遣したのだから、民間人は行くな」という政府の都合のみを主張し、
渡航の自由、思想信条の自由、言論の自由を顧みない態度を取りつづけた。
そして、
いつの間にか「自己責任を取る=トラブルに巻き込まれない事」となり、
「危険なイラクに行く>トラブルを防ぎきれない>行くのは自己責任を取っていない」
とすり替わった。
その為、政府の責任については、一切不問に付され、20億とかいう使途不明、効果不明の
費用の金額のみが強調された。


人質が解放された後も「自己責任を取れ」という声は高まった。
生きて帰って来て、どのような自己責任が残るのか?
政府国民への謝罪や、自己批判等、個人の意思の部分にまで、
元人質に求める「自己責任」の内容が、どんどん拡大していった。


政府の責任を隠すため、単なる罵詈雑言を正当化するため、
「自己責任」という言葉が使われていた異常事態があったから
未だに、その反省はロクになされていないから
今でも、不満が燻っており、騒ぐのだと思う。
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