最近驚いたことのひとつ
投稿者: gravitation_and_cosmology 投稿日時: 2004/05/27 04:04 投稿番号: [188550 / 280993]
私は最近以下のことで驚いた。トピズレ失礼w
韓国総選挙(4/15)で与党ウリ党が過半数を占め大躍進した。一方野党ハンナラ党も当初の惨敗の見通しから巻き返し、ウリ党の152議席に対し121議席まで迫った。腐敗等で信用を失っていたハンナラ党としては善戦しただろう。私はウリ党はよりクリーンなイメージがあるので勝利したのかと思っていた。
もちろんそれもあっただろうが、それよりも見逃せない事実があった。それは簡単に言うと、北朝鮮に対する心理的武装解除や世論の全般的な親北朝鮮ムードの中で、従来通りの北朝鮮批判という保守シフトではもうもたないということなのである。
それを受けて総選挙後、ハンナラ党ではこれまでの保守シフトを手直しする動きが出ている。パククネ代表(ハンナラ党初の女性党首)は今や韓国政界のニューリーダーの中で唯一金正日と強い関連のある人物である。保守政党のハンナラ党ですら、これまでの対決ないし体制批判的な対北政策の手直し論がある。併せて国家保安法の修正案も出ている。まだ保守的とはいえ、これまでより確実に親北にシフトしている。
韓国社会の北朝鮮観は、1980年代後半からの15年にわたるいわゆる民主化によって完全に変わってしまったといえる。「北の脅威」論は完全に後退し、北朝鮮は対立、批判の対象ではなく支援と協力の対象になってしまったのだ。ハンナラ党も保守バネを緩め“左”にシフトすることで生き残ろうとしている。
総選挙後、朝鮮日報の世論調査によると、統一問題に関しても「自由市場経済であれ社会主義であれ統一しなければならない」という回答が2年前の9.8%から31.1%に大きく増えている(5/3付け)。
つまり、南北統一においては、体制を問わないという意見が急増しているのだ。これは社会主義政党である民主労働党の、初の議会進出と第3党確保(10議席)という流れとも無関係ではない。韓国世論は北の金正日体制をもはや脅威とは考えていない傾向が出ている。逆にそのまま統一の相手にもなりうるという考えさえ広がっているということだ。
選挙で大勝したウリ党の左派系リーダーであるキムグンテ院内代表は、早くも南北国会議員会談案を言い出している。これは韓国の言う「国家連合」であれ北朝鮮がいう「連邦制」であれ、南北統一に向けた“連邦議会”への試みにつながるものだ。「体制を問わない」というなら北朝鮮は喜んで乗ってくるだろう。
親北朝鮮のウリ党や民主労働党の躍進、さらにはハンナラ党の保守性後退、左シフト。これらによって統一問題は意外な進展を見ることになるかもしれない。たとえばノムヒョン政権中に南北国家連合(連邦制)までいくかもしれない。
ここであえて最悪のシナリオを予測してみる。体制問題をそのままに南北連邦議会が構成されたとする。その場合、南側は親北朝鮮派がいるために意見が分裂する。しかし北側は一枚岩だ。とすると議会の採決の結果、北が勝つ公算が成り立つ。この図式でいくと金正日統一大統領も夢ではない。(悪夢)
しかし、韓国世論の大勢の実情は経済格差を背景に、自信と余裕で北朝鮮を支援していけば、そのうち北は改革開放路線に変わるだろうという楽観論で南北関係を考えているので、金正日下での統一コリアなど想像もしていないだろう。
だが、選挙後、韓国政治家の70%が新人で40代以下が40%以上と大きく若返った。このアマチュア政治家たちは過去にとらわれず、新しい発想で政治をするだろう。その発想の危うさや世論の変化ぶり、連邦制持つ不安定要素等から思うに、悪夢も頭の片隅に入れとかなければならないかもしれない。
こういった韓国の左シフト的な面からも、米国が反韓的な理由が垣間見える。日本としても甘受できないだろう。
以上最近驚いたことでしたw。
韓国総選挙(4/15)で与党ウリ党が過半数を占め大躍進した。一方野党ハンナラ党も当初の惨敗の見通しから巻き返し、ウリ党の152議席に対し121議席まで迫った。腐敗等で信用を失っていたハンナラ党としては善戦しただろう。私はウリ党はよりクリーンなイメージがあるので勝利したのかと思っていた。
もちろんそれもあっただろうが、それよりも見逃せない事実があった。それは簡単に言うと、北朝鮮に対する心理的武装解除や世論の全般的な親北朝鮮ムードの中で、従来通りの北朝鮮批判という保守シフトではもうもたないということなのである。
それを受けて総選挙後、ハンナラ党ではこれまでの保守シフトを手直しする動きが出ている。パククネ代表(ハンナラ党初の女性党首)は今や韓国政界のニューリーダーの中で唯一金正日と強い関連のある人物である。保守政党のハンナラ党ですら、これまでの対決ないし体制批判的な対北政策の手直し論がある。併せて国家保安法の修正案も出ている。まだ保守的とはいえ、これまでより確実に親北にシフトしている。
韓国社会の北朝鮮観は、1980年代後半からの15年にわたるいわゆる民主化によって完全に変わってしまったといえる。「北の脅威」論は完全に後退し、北朝鮮は対立、批判の対象ではなく支援と協力の対象になってしまったのだ。ハンナラ党も保守バネを緩め“左”にシフトすることで生き残ろうとしている。
総選挙後、朝鮮日報の世論調査によると、統一問題に関しても「自由市場経済であれ社会主義であれ統一しなければならない」という回答が2年前の9.8%から31.1%に大きく増えている(5/3付け)。
つまり、南北統一においては、体制を問わないという意見が急増しているのだ。これは社会主義政党である民主労働党の、初の議会進出と第3党確保(10議席)という流れとも無関係ではない。韓国世論は北の金正日体制をもはや脅威とは考えていない傾向が出ている。逆にそのまま統一の相手にもなりうるという考えさえ広がっているということだ。
選挙で大勝したウリ党の左派系リーダーであるキムグンテ院内代表は、早くも南北国会議員会談案を言い出している。これは韓国の言う「国家連合」であれ北朝鮮がいう「連邦制」であれ、南北統一に向けた“連邦議会”への試みにつながるものだ。「体制を問わない」というなら北朝鮮は喜んで乗ってくるだろう。
親北朝鮮のウリ党や民主労働党の躍進、さらにはハンナラ党の保守性後退、左シフト。これらによって統一問題は意外な進展を見ることになるかもしれない。たとえばノムヒョン政権中に南北国家連合(連邦制)までいくかもしれない。
ここであえて最悪のシナリオを予測してみる。体制問題をそのままに南北連邦議会が構成されたとする。その場合、南側は親北朝鮮派がいるために意見が分裂する。しかし北側は一枚岩だ。とすると議会の採決の結果、北が勝つ公算が成り立つ。この図式でいくと金正日統一大統領も夢ではない。(悪夢)
しかし、韓国世論の大勢の実情は経済格差を背景に、自信と余裕で北朝鮮を支援していけば、そのうち北は改革開放路線に変わるだろうという楽観論で南北関係を考えているので、金正日下での統一コリアなど想像もしていないだろう。
だが、選挙後、韓国政治家の70%が新人で40代以下が40%以上と大きく若返った。このアマチュア政治家たちは過去にとらわれず、新しい発想で政治をするだろう。その発想の危うさや世論の変化ぶり、連邦制持つ不安定要素等から思うに、悪夢も頭の片隅に入れとかなければならないかもしれない。
こういった韓国の左シフト的な面からも、米国が反韓的な理由が垣間見える。日本としても甘受できないだろう。
以上最近驚いたことでしたw。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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