イラクで日本人拘束

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高遠さんインタビュー 一問一答

投稿者: mimikakikimochii 投稿日時: 2004/05/21 00:17 投稿番号: [183492 / 280993]
高遠さんインタビュー   一問一答    2004/05/20 20:30
  高遠菜穂子さんに対する代表取材の主なやり取りは次の通り。

  ――拘束から解放までの状況は。

  「拘束時、ガソリンスタンドにいたイラク人数十人に車を囲まれ、『日本人は良くない、死ね』と何度も言われた。対戦車砲をかかえた人が走ってくるのを見て、『もうだめだ』と思った。

  拘束された四月七日と八日は、彼らの気に障ることが少しでもあったら、殺されるのではという恐怖心が常にあった。ファルージャやラマディの病院に、私が日本の非政府組織(NGO)の協力を得て、何度も医薬品を運んだ話をした。英語の分かる人は理解してくれたが、他の人は『英語を話すこいつはやっぱりスパイだ』と怒っていた。

  ビデオ撮影の時は、部屋に数人がものすごいけんまくで入ってきた。撮影が始まると『泣いてくれ』と言われたが、訳が分からないでいると武装した人が暴れだし、恐怖心でいっぱいだった」

  ――解放直後、「イラク人は嫌いになれない」と言っていたが。

  「解放直前、武力以外の解決方法について(犯行グループと)話をしていると、一人がひざを抱え、私を泣きそうな顔でみながら『どうしたら君と友達になれる』と言ってきた。彼の前に銃はあったが、そのときの彼はあまりにひ弱なただの人間だった。彼らも愛する家族を殺され、悲痛な叫びを届かせるには、この方法しかなかったと感じた。彼らは武器を捨てる勇気を持ってほしい」

  ――イラクの現状をどう思うか。

  「親日だったイラク人が反日感情を持つようになったことが悲しい。武器による被害に苦しむイラク人のことを考えると、今こそ武器を持たないNGOを中心とする人道支援が必要と思う」

  ――日本政府の対応については。

  「自衛隊を撤退させなかったのは当然と思う」

  ――自己責任を問う批判があったが。

  「いつ死ぬか分からないという覚悟のもとで行動していた。さまざまな意見があるのは、自然なことだと思う」

  ――イラクにまた行く考えはあるか。

  「今は分からない」

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040520&j=0022&k=200405202997
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