自由には必ず責任伴う:山形浩生
投稿者: nothing_but_terrorism 投稿日時: 2004/05/17 13:41 投稿番号: [180408 / 280993]
こんな記事を発見(もう取り上げられたのかな?)。
なんとこれが朝日新聞だから、朝日も少しは風向きが変わったか?
長いので、抜粋して紹介します。
詳しくはリンク先を読んでください。
http://www.be.asahi.com/20040515/W12/0025.htmlぼくはイラク邦人誘拐事件で、人質たちの自己責任の否定論に驚いた。その主張にも、主張する人々にも。(中略)
ぼくたちパンピーは、現に自分のヘマの責任はおおむね自分でとってるもの。それを無視した自己無責任論は、どんな高尚な理論に基づこうと説得力はそもそもまるでない。(中略)
国や政府は大きな社会とその管理人なんだよ。だから国民や政府が、人質たちが責任を果たしたか気にするのは当然だ。(中略)
邦人保護は政府の義務だろうって?
うん、だから政府は救出努力をしたでしょ。でもなぜそれで自己責任の議論がダメなの?
かれらの活動が立派だから非難するな、という人もいる。でも調べた限り、高遠氏のボランティア歴はかなりお粗末だし、イラクでの活動もシンナー遊びの若者支援。今井氏の目的は劣化ウラン被害ネタの絵本づくり。でもそんなのイラクでなくても十分取材可能だ。残りの3人も、ジャーナリズムとNGOの特権幻想にあぐらをかいた功名狙いにしか思えない。どれもイラクへの直接的なメリット皆無。これに敬意を示せだの大目に見ろだの主張するのは、あまりに苦しい。
そしてもっと大きな問題。自己責任否定論者は、それがその責任の裏返しの自由を否定しかねない議論だとわかってるの?
この期に及んでイラクに出かけていったトホホな元人間の盾の人がいる。自己無責任論を主張するなら、あの人物を邦人保護の観点から国が責任をもって拘束しろ、という議論は十分に成り立つのだ。ぼくはそのほうがずっと怖い。
そしてNGOだから大目に、と主張する人々は、それが他のすべてのNGO活動をおとしめ、国民の支持を失わせる主張だと理解しているだろうか?
自分たちの活動の意義や安全性への十分な配慮を今アピールすれば、やっぱ本物はちがうな、と多くの国民が感心したはずなのに。なのに自己責任否定論者の多くが、他の場面では自由の重要性を主張し、NGO活動の重要性を訴えている。あぜん。ねえ、もしそう主張するなら、その自己無責任論ってまずいよ。ほんとはあなたたちこそ率先して自己責任の明確化に動くべきなんだよ。だって自由や権利には必ず責任がついてまわるんだから。
これは メッセージ 180404 (nothing_but_terrorism さん)への返信です.
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