自衛隊は活動休止表明するしかない
投稿者: ky2ft3bbu 投稿日時: 2004/04/10 20:49 投稿番号: [16285 / 280993]
政治は人情や倫理では動かない。
ここで肝心な事は、小泉政権が崩れない事だろう。論語を勉強されている首相なら、当然の事である。
自衛隊の撤退は、結果的に人道的措置に映るかもしれないが、根本的には、「小泉政権に最もダメージの少ない手段」が選ばれる。
テロ行為が今回の事件の前に発生していたならば、自衛隊の撤退はなかったであろうが、今その時の判断がすなわち生殺与奪の権となっている為、もし撤退せず殺された場合(殺す場合は、テロリスト達は、最も効果のある方法を選ぶだろう。つまり、殺されるまでのシーンを放映し、死体を衆人環視の下に晒す)小泉は、国民から「人殺しの汚名」を受けかねない。そうなれば、政権を失うであろう。
ここで考えられる選択肢は唯一、「期限直前で撤退を表明する事である(もしくは、この可能性が最も高いが、活動の休止を宣言する)」
この対応で人質が殺される可能性は高く、殺された場合でも、「撤退表明したにもかかわらず殺されたので、テロに屈しない為にも活動を継続する」という理屈が成り立つ。
救出作戦による保護も考えられないでもない。小泉政権にとっては、これが最も望まれるシナリオだが、もし成功しなければ、必ず活動休止表明が行われるだろう(そして、人質は殺され、活動は再開される)。これの都合のいい所は、国民にはできる限りの人道的措置をしたと映り、世界各国にも示しがつく点である。
この時期にイラクに行っている事自体非難されるべきではあるが、同じ日本人として費用に糸目をつけず行って欲しい。そして、今後このような事の無いように、イラクでの日本人の活動を禁止すべきである。
個人的には、イラクの民主化による世界が受ける恩恵は計り知れないものがあると考える。確かに、多くの犠牲を払ってするだけの価値はあると思う。しかし、アメリカはその犠牲を軽く見すぎたようだ。もはや、容認されるレベルのものではないだろう。
今回日本人が人質になった事とは関係なく、イラクの民主化自体無理があったと認める必要があるだろう。
自衛隊がいてもいなくても、今後のイラクは混迷を極める事は明白であるから、今本当に撤退する事は、仕方なしではなく、英断かもしれない。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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