イラクで日本人拘束

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<自己責任>論の誕生

投稿者: churchill_w_s 投稿日時: 2004/05/03 02:03 投稿番号: [159933 / 280993]
「イラクで3人拘束」という報に接したときは、責任の所在ということは全く考
えませんでした。

迷惑だな、とは感じましたが、同時に無事であればいいな、とも思ってました。

このまま事件が解決していれば、<自己責任>論をめぐる議論は、これほど沸騰
しなかったでしょう。

やはり分岐点は、皆さまのご指摘のように、家族(と支援者)側の運動的アクシ
ョンにあったと思います。
彼らは、事件の因を小泉内閣の施策(自衛隊派遣)に求めました。そして、自衛
隊を派遣した政府は<責任>をどうとるのか、という論調で糾弾しましたね。

この時点で、片側を「政府」とする<責任>という「対立軸」が発生しました。

自衛隊派遣のをめぐるこれまでの議論で、国民のかなりの割合が反対的態度を
示していましたから、おそらく、運動グループは、自身に追い風が吹くと確信
し、こうした戦略をとったのでしょう。

しかし、自衛隊派遣反対していた庶民層って、自衛隊派遣決定までは「断固反
対」でしたが、派遣後は、「任務を果たして無事に帰国してほしい」という感情
をもっていたものと思われます。

要するに、運動側の指導者が世情を読み誤ったのではないかということです。

で、残ったのが「責任」という対立軸。

運動側が<政府責任>論を強調する以上、運動側に共感抱けない人々から湧き
上がってきたのが、「公(政府)」に対置される「私(個人)」の<自己責任>
論だったのは、「意図せざる結果」だったと思います。
<自己責任>論は、自らが蒔いた種ですね。

乱筆失礼しました
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