>>自己責任と政府の責任
投稿者: quaquapiupiu 投稿日時: 2004/05/01 19:57 投稿番号: [155726 / 280993]
>彼らは、すでに自衛隊が配備されており、
その事に対し、イラク人の反感を買っているかも知れないと知りつつ、
「自分たちは大丈夫」という甘い認識のもとでイラク入りしたのだから、
やっぱり自己責任は問われるべき。
きみはまだ混同しているな。
もう少し詳しく説明してやろうか。
責任の問題は、どちらが先にイラクへ行ったかという問題ではないはずだ。
プロの軍人でもない彼らが、正確に危険度を理解できなかったために傷つくことに対しては彼らの問題だが、人質に捕られ、彼らの現地入りの目的から離れ、政治的な問題に巻き込まれた以上、そこから先は政府の問題で、自衛隊派遣という政府の決断には、政府が責任をとるべきなのである。
犯人たちの要求が自衛隊撤退である以上、政府の責任を無と考えるのはおかしい。
政府はアメリカの手前、自衛隊は絶対に引っ込めたくない。しかし、人質が殺されれば世論は自衛隊撤退要求が強まっていくことが予想され、政府は人質救出に全力をあげざるを得なかったのだ。
たとえばある国の政治に反対するテロリストが、飛行機を爆破したために傷ついた乗客に、国が責任はあるのか?という問いもあったが、これもまた然りである。
もちろんその国に全て責任があるはずもないが、政府には自国民の安全へ最大限の努力を払うのが責任でもあり、義務である。
もしも日本航空機が爆破され、自衛隊派遣に対する報復であるといわれたら、
国に責任は全く無いと言い切れるか?
もちろん、テロの要求をのむことは新たなテロを誘発することにもつながり、
あの場合、テロと思われていた彼らの要求をのんで、自衛隊を撤退すべきだったとは私は思わないがね。
重ねて言うが、「自己責任」という言葉を誰も彼もがよく考えもせず、軽々しく口にすることには、非常に腹立たしい思いがするね。
これは メッセージ 154890 (erowagonr さん)への返信です.
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