パワー全開
投稿者: masukomisinjinee4 投稿日時: 2004/04/24 18:57 投稿番号: [130550 / 280993]
先ほど取り上げた人口統計にはひとつの落とし穴がある。全米では百人に一人に満たないチャニーズアメリカンであるが、その範囲を絞ってみると全く違う様相が浮かび上がってく。西海岸の雄州、カリフォルニア州では、その比率は人口百人あたり二・九人(州内のチャイニーズアメリカン人口は九十八万人)を占めている。さらにその大都市圏に着目すると、ロサンゼルスでは、三・五人(チャイニーズアメリカンの人口は三十三万人)、シリコンバレーを抱えるサンタクララ地区では六・九人(同じく人口は十二万人)となり、極めつけのサンフランシスコでは、百人中十九・六人(同じく人口は十五万人)はチャイニーズアメリカンが占めている。
さらに、その『質』を探ると、驚くべき事実が浮かび上がってく。サンフランシスコの南部のサンセット地区、先ほど述べた第三のチャイナタウンから車で五分ほどのところ、ローウェル高校という公立高校がある。御存知の通り、アメリカ、特にカリフォルニア州では公立の初等・中等教育はほとんど崩壊しているといわれている。その中にあって、この高校、何の変哲もない、単調なコンクリート打ち放なしの外観からは想像できないが、ほとんど百パーセント近い大学進学率を誇り、世界に冠たるカリフォルニア大学バークレー校への進学者数は常にトップを争うというエリート高校である。しかも、このローウェル高校の卒業生からも三名のノーベル賞受賞者が生まれている。日本で言えば、かつての日比谷高校というイメージであろうか。いや、ノーベル賞受賞者からいえばそれ以上の存在であろう。一九六〇年代までは、ここの学生の大半はユダヤ人が占めていた。ところが、一九六〇年代に入ると、にわかにチャイニーズアメリカンが増え始める。今やその半数以上はチャイニーズアメリカンが占めている。
これは メッセージ 130531 (masukomisinjinee4 さん)への返信です.
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