危険予知の例
投稿者: ilepondasipon 投稿日時: 2004/04/23 10:54 投稿番号: [125115 / 280993]
先日、プレス機で切断された指7本を接合することに成功したと、報道がありました。
日本人の手先の器用さと、医療の進歩がうかがい知れる実例ですが、時計を少し戻しましょう。
事故はプレス機を取り扱って居てのじこです。
スイッチが入った後にプレス部分に手が入ったことがそもそもの事故原因でした。
この事故を防ぐにはどうしたらいいでしょうか?
「親が手を引いていれば安全だ」なんて言っている人には対策を考える能力は無いんじゃないでしょうか。
それは、あくまでも操作する人の責任に押しつける思考があるからです。
プレス機を操作した「大の大人が事故を起こす」など無いですよね。
それが実際には起きた。
答えは簡単です
1.頭がプレス範囲に入らないよう防護シールドを設け、シールドを下げないとスイッチが入らない。
これで頭を潰される事故は防げます
2.両手を使って二つのスイッチを押してプレスが始まるようにする。
これで手や指をプレスされる事故を防げます。
この二つを用いていれば防ぐことが出来た事故です。
この安全対策を用いることは効率を悪くします。しかし、作業員の安全を確保でき、事故時の金銭的損害の大きさや、当事者に残る傷や障害を考えると、何物にも代え難い事だと思います。
機械・設備による事故を起こさない対策は、設置する側がもっと能動的に考える危険予知が必要なのです。
”あって当たり前”の物になると、本来そのものが持っている危険性の認識が薄くなる傾向が出てきます。
設置する側は、そのことを念頭に置いて、能動的に対策を講じることが危険予知と言うことです。
しかし、事故が起きた回転式ドアには安全対策が取りにくい(緊急停止に25cmも動く)構造的”欠陥”がある設備だと思います。
「親が手を引いていれば」以前の、安全策が取りにくい構造で、仮に親が子どもの手を引いて居ても、蹴躓いて転んでしまった・・・、その時の安全はどのように確保できるというのでしょうか?
二本の手で3人の子どもの手は持てないのと同じです。
それでも「子どもの手を・・」と言われるのでしょうかねー。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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