イラクで日本人拘束

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渡辺修孝

投稿者: hotei_kouun 投稿日時: 2004/04/22 11:55 投稿番号: [119519 / 280993]
拘束された地域の人との接触

「米兵・自衛官人権ホットライン」のメンバー
★3月1日(イラク現地到着報告)

http://www.jca.apc.org/gi-heisi/page018.html#label2

やがて、18:00頃になるともうすでに陽が落ち始めてきました。バグダッドまであと

40キロという所まで来て彼が私に提案しました。「この先は、米軍が検問をしている。

暗くなると連中は走ってくる車のライトめがけて見境なく射撃するので危険だ。ラマデ

ィに弟の家があるので私とそこに一泊して翌朝にバグダッド市内に行こう」と言うのです。

さすがに私も、ここで撃たれてはかなわないと思い、一計を案じて弟の家に泊まらせ

てもらいました。弟の家に着いて驚いたのは、タクシードライバーの弟の家にしてはず

いぶんと立派な造りの家だったからです。ちゃんとした庭付きの一軒家で玄関を入る

と絨毯敷きのロビーがあってソファーが並んでいます。私は、カシームから「これに着

替えて楽にしろ」と言われて渡されたアラブの部屋着に着替えてくつろぎました。そし

て、ソファーに座っている私の前には、小さなテーブルが置かれそこに灰皿とかタバコと

か適当に置いたついでにさりげなく私に見えるように、彼が自分の車のキーホルダーを

置いていきました。そのキーホルダーには、イラク軍の部隊章と思われる楯型の飾りが

ついていたのです。そこで私は初めてわかったのですが、彼が一見無愛想な正直者のタ

クシードライバーに見えたのも元は軍人だったからなのかと・・・。

しかし、彼は私とロビーで取り留めのない自己紹介などを交わしている間じゅうすっと

元気がないのでどうしたのかと聞いてみると、「今日は、朝早くヨルダンまで行って19:00

頃に弟の家に着くまで、ずっと運転していたから疲れた」と答えたのです。彼がアスピリン

を常用していると言うので、私が「おまえ、頭に熱、あるか?」と尋ねても、「ただ、頭痛いだ

け」と言っているだけでした。
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