>>ヒトラーとファシズム
投稿者: wintrip_02 投稿日時: 2004/04/21 23:00 投稿番号: [116884 / 280993]
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(世界の歴史26 世界大戦と現代文化の開幕)中央公論新社
一国主義の極限
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-ファシズム国家
ファシズム国家は、たんなる保守的独裁国家や権威主義国家ではない。
対外的威信を演出して国民の「自尊心」を煽り、国家主導の経済によって
職場を確保し、現代的娯楽や生活向上への展望を見せて国民の合意や支持を
とりつけようとする、ダイナミックな国家であった。
その意味で、ファシズムは、第一次世界大戦後の国民の要請をそれなりに学んだ、
現代国家への試みの一つであった。
しかし、ファシズムは現代的諸価値や現代文化を一国に囲い込んで矮小化させ、
それを特権として配分する事で、国民を統合しようとした。
★ファシズム下の多くの国民は、生活が保障され、新たな上昇の機会を期待して、
特権に支払われる犠牲から目をそらした。
特権の配分資源は一国の枠内ではすぐに限界に突き当たる。
他国に求めようとしても、
対等の交流を拒否し、自民族至上主義を掲げるファシズム国家に、
その資源を喜んで提供する国などあろうはずはない。
ファシズム国家には武力による征服と略奪の道しか残されていなかった。
戦争がファシズムによる模索の道の到達点なのである。
これは メッセージ 116785 (takasuke0079 さん)への返信です.
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