イラクで日本人拘束

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【産経】マンガ『汚れた弾丸』をめぐって

投稿者: h_w_b_wildbond 投稿日時: 2004/04/21 15:15 投稿番号: [114069 / 280993]
子供への“影響”憂慮

マンガ『汚れた弾丸』(三枝義浩著、講談社)が売れている。劣化ウラン弾によるイラク国民の被害を描いた作品だ。イラクで拘束された今井紀明君が、劣化ウラン弾の問題に取り組むNGOの代表だったため、「劣化ウラン弾とは?」という国民の関心を呼んだのだろう。

本書では、なぜ湾岸戦争が起きたのか、なぜ経済制裁が行われたのか、何の説明もされていない。また、劣化ウラン弾の放射線量は天然ウランの百分の一で、かりに体内に摂取されても、吸収されるのは全体量の1−2%に過ぎず、放射能障害が起こることはない、とする文部科学省の調査結果のように、「人体への影響はほとんどない」という説のあることをいっさい無視している。客観を装って挙げられる数字にしても、出所が明示されていない。

また、森住氏は劣化ウランの保有国として、アメリカ、ロシア、フランス、日本の四カ国を名指ししているが、中東ではヨルダン、イスラエル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、バーレーンが、アジアではパキスタン、タイ、韓国、台湾が保有しているのだ。ここにも意図的なものを感じてしまう。

マンガがジャーナリズムに挑むのはけっこうなことだ。本書によって、初めて劣化ウラン弾の存在を知った読者も多いはずだ。

それでも、なお疑問は残る。この作品が掲載されたのが、小中学生も読む媒体であるからだ。「正論」や「世界」のように、編集傾向を知り批判力のある読者が読む論壇誌とは異なり、「白紙」の子供たちが読むものだ。ヒューマニズムの皮をかぶった反米・反日書である『汚れた弾丸』が、掲載するにふさわしい作品であったのか。

素直な子供たちは、アメリカ憎し、そのアメリカに協力する小泉政権憎しの思いにかられることであろう。

マンガの中で、「取材の原動力は?」と問われた森住氏は、「アメリカに対する怒り、ブッシュに対する怒り、虫けらみたいに人が殺されていくことへの怒りかな…」と答えているぐらいだから、それは森住氏自身が望むことなのだろうが…。

バランス感覚を失ったジャーナリズムは、読者をミスリードする。本書を読み、純粋さゆえに「今井君のようになりたい」と思う子供が出現することを憂慮する。(桑原聡)

http://www.sankei.co.jp/news/040419/boo020.htm
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