「世論」というものの恐怖
投稿者: bigpigbaddog_0youcanstay0 投稿日時: 2004/04/21 11:40 投稿番号: [112637 / 280993]
多くの人が「カチン」ときたんでしょうね。
今回の家族の発言・行動に。
頭擦り付けて、「うちの馬鹿息子(娘)が迷惑掛けてすいません」って、
謝罪して欲しかったんだ。
もしくは、「うちの馬鹿息子(娘)は危険を覚悟で行ってるので、殺されても構いません」
なんて発言が聞きたかったのか。
「自衛隊撤退」とか「人権と国家」とかの発言で「テメエ何様だ!」となる。
こうなるともう止まらない。
とにかく「気に食わない」奴等だ。
救出報道を受けて歓喜する家族を見て、
「幼稚だ」とか「単純馬鹿」とか「状況がわかってるのか」とか。
空港に到着した今井氏の「頭の下げ方が足らない。常識が無い。」とか。
もう近所に越してきた新婚夫婦についての井戸端会議状態。
はたまた、今年の新入社員は礼儀がなってない、とクダをまく上司状態。
みんな自分のモノサシで人をみる。それが「常識」だと信じて。
その「常識」に合わない奴は、基本気に入らない。
一度そう思うと、頭の先から爪の先まで憎たらしい。
高遠弟の長髪も、高遠妹の短髪も、「何様じゃ!」に拍車をかける。
「世論」という御旗の力を借りて。
今回の5人は、国民の大多数を占める会社勤めの勤労者およびその家族からみると、
あきらかに「異質」な人達。
おそらく日本にいれば「変わり者」として
近所では噂、もし就職しても、同僚上司とうまくやっていけない人達。
今の日本社会の中では、「ダメなやつ」の烙印を押される人達。
だから彼等は海外に活動の場を求める。
本当に自分を必要としてくれる人がいる場所で自分の存在価値を求めて。
絶対日本なんて帰ってきたくない。ここで活動を続けたいと思って当然。
日本では彼等は「ダメなやつ」だから。
今回の件で、非常に恐怖を感じるのは、
「同質」なものを求める世論が、極端に一方向に振れる恐ろしさを知ったこと。
加えて、「異質」な物を精神的に排除するこの国のパワーが予想以上であったこと。
また、少なくとも生死の危機に直面し(演出云々はおいといて)、心身ともにボロボロ状態である人達に対し、よくぞここまでといえる中傷論(しかも自分=世論と信じて疑わない)を展開できる残酷さ。
今回の件には、深く考えさせられました。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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