イラクで日本人拘束

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登山家とNGOは根本的に異なる

投稿者: ntamori02 投稿日時: 2004/04/20 23:29 投稿番号: [109279 / 280993]
野口健氏の発言がもっともらしく聞こえてしまうところに、今回の「自己責任」問題の危うさが潜んではいないでしょうか。
今回の人質3人と遭難した登山者や冒険家を同じ土俵で論じてしまう論法の乱暴さに本人は気づいていないでしょうか。
彼らが解放された際の悪びれた様子の無い態度に違和感を覚えた人は多いでしょうし、かく言う僕もその一人でした。しかしよく考えてみると、そう感じてしまう背景には、過去に繰り返し目にしてきた遭難した登山者が助けられたときの会見との「違い」を単に「違和感」と感じてしまっているだけに過ぎないことに気づきます。
言うまでも無く、両者の動機や客観的な行動の価値はまったく異なります。登山者の「登山」という行為は単に楽しみを目的とした個人的趣味に過ぎず、そこには客観的な社会的価値が皆無なのに対し、NGOとして活動する高遠さんや郡山さんの目的は、文字通り人道支援であり、身の危険を自分のためでなく、イラク人のためにさらしていたわけです。この両者の自己責任の重さを単純に天秤に掛けてしまう野口氏の論法を未熟な思考と言わず何と言えるでしょうか。(登山という趣味自体を批判していないことは分かっていただけると思います)
3人が救助された登山者のように悪びれていなかったのは、自分たちの活動と、のこしてきた結果に誇りと客観的価値を感じていたからに違いありません。   そこが根本的に違うのです。
同じ人道支援でも自衛隊は政府の指示で行ったから良い、個人の意思で行った3人は悪い、というのも浅墓な思考です。むしろ、どちらの動機が人間として称えられるべきかを考えると、自衛隊のそれは小泉政府の「アメリカ追従」を目に見える形に表すというある種、不純であるのにたいし、NGOの活動の動機はよほど純粋で、この観点で言えばどっちが・・・、ということです。
そしてそれは結果的にどちらの活動がイラク国民に感謝されているかを考えれば明らかなのではないでしょうか。
(ただし、3人のうち、カメラマンジャーナリストという立場は微妙だと思います。人道支援とは違うからですが、それでもイラクの現実を伝えるという目的として考えれば、僕は政府が派遣した自衛隊よりも支援したくなります。)
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