一番難しい立場なのは
投稿者: homo_sausage1101 投稿日時: 2004/04/19 23:52 投稿番号: [102998 / 280993]
ボランティアの方々だったのだと思いました。既出ですが。
イラク3邦人人質事件・県内2氏に聞く
外務省の渡航情報の中で最も危険度が高い「退避勧告」が出されているイラクに入国したボランティア活動家ら3邦人が、武装グループに人質にされた事件は、民間の国際協力活動における危機管理の在り方を再考させるきっかけとなった。治安が不安定な諸外国での活動経験が豊富な吉田庸一青年海外協力協会理事、桑山紀彦NPO法人地球のステージ代表理事=いずれも山形市在住=に、事件に対する考えなどを聞いた。
■気持ちだけ先行の感−吉田庸一さん
「ボランティアは、相手方との気持ちが通じ合うことが一番大事」と吉田さん。これまで数多くの青年海外協力隊を世界に送り出してきた経験から「危険を承知で現地に向かった3人の行動は無謀で、一方的な感じがする。自己の安全管理を怠ったため、多くの人に迷惑をかける結果にもなった」と指摘する。
民間人が海外で活動する場合、情報収集力、語学力、技術力が武器になり、青年海外協力隊の教育課程ではこの点を徹底して教え込むという。「決死の覚悟で戦地に向かった3人に、どれほどの“力”があったのか。世界各国の活動家と比べ、日本人は気持ちだけが先行して危機管理に甘過ぎる」と以前から感じていたという。
イスラムやユダヤの問題には、そこで暮らす人でなければ決して理解できない根深い遺恨があることも見てきた。「善悪の判断が難しい場合も多く、相手社会のニーズを的確に把握しないと、支援や援助は、やり手も受け手も不幸を背負いかねない」「戦闘地域での活動には、それなりの専門機関があり、イラクのために何かをしたいとの善意は、ほかの分野で役立てられたはず」と、今回の事件を残念がる。
一方で、国内外で支援活動に励みたいという若者の熱意を大切にしたいとの思いから「ボランティアで活躍する際は、第一に常識ある社会人であれ」と呼び掛ける。
◆吉田庸一さん 飲食店経営、青年海外協力協会理事、山形短大非常勤講師。1973(昭和48)年に青年海外協力隊員としてフィリピンで活動した実績がある。経験を生かし、アジアを中心に同協会の事業に従事。山形市在住。53歳。
■3人に謝罪求めたい−桑山紀彦さん
桑山さんは「NGO活動は安全が確保されて初めて成り立つ。気持ちがあるからといって(現状のイラクで)護衛もつけずに乗合タクシーで移動するなんて安易過ぎる」と3人の行動を厳しく非難。「彼らの行為で『NGOの人間は皆無謀だ』とひとくくりにされてしまうのは残念。解放された時点で、きちんとした謝罪を求めたい」と憤りを隠さない。
桑山さんたちが紛争地域で行動する場合、まずは危険情報の収集が中心。現地の国連機関の安全担当者と毎日ミーティングを行うほか、NGO同士でも情報の共有を図るという。「きちんとした情報収集と、集団による系統だった活動が原則であり、“いけいけ”的な雰囲気であってはならない。アンマンにも国連事務所があるわけで、十分に相談すべきだった」
湾岸戦争直後のイラクに日本人医師として初めて入国し、緊急支援活動を行った経験などからイラク人の親日感情をよく理解しており、今回の事件でも解放の方向は予想できるという。「彼らは底抜けに日本人が好きで、私自身、一度もいやな目にあったことがない。幸いなことに、まだ民間レベルで日本人への敵意はなく、犯人グループがイラク人であれば、殺すはずはないと思っている。行動が過激なのはイラク人らしいが、人の道を大きく踏み外すことはない」
◆桑山紀彦さん 医師、NPO法人「地球のステージ」代表理事。世界各地で医療関係の非政府組織(NGO)活動に携わる。イラクをはじめ、アフガニスタン、ソマリア、パレスチナなど紛争地域での実務経験も豊富。山形市在住。40歳。
ソースは山形新聞です。
イラク3邦人人質事件・県内2氏に聞く
外務省の渡航情報の中で最も危険度が高い「退避勧告」が出されているイラクに入国したボランティア活動家ら3邦人が、武装グループに人質にされた事件は、民間の国際協力活動における危機管理の在り方を再考させるきっかけとなった。治安が不安定な諸外国での活動経験が豊富な吉田庸一青年海外協力協会理事、桑山紀彦NPO法人地球のステージ代表理事=いずれも山形市在住=に、事件に対する考えなどを聞いた。
■気持ちだけ先行の感−吉田庸一さん
「ボランティアは、相手方との気持ちが通じ合うことが一番大事」と吉田さん。これまで数多くの青年海外協力隊を世界に送り出してきた経験から「危険を承知で現地に向かった3人の行動は無謀で、一方的な感じがする。自己の安全管理を怠ったため、多くの人に迷惑をかける結果にもなった」と指摘する。
民間人が海外で活動する場合、情報収集力、語学力、技術力が武器になり、青年海外協力隊の教育課程ではこの点を徹底して教え込むという。「決死の覚悟で戦地に向かった3人に、どれほどの“力”があったのか。世界各国の活動家と比べ、日本人は気持ちだけが先行して危機管理に甘過ぎる」と以前から感じていたという。
イスラムやユダヤの問題には、そこで暮らす人でなければ決して理解できない根深い遺恨があることも見てきた。「善悪の判断が難しい場合も多く、相手社会のニーズを的確に把握しないと、支援や援助は、やり手も受け手も不幸を背負いかねない」「戦闘地域での活動には、それなりの専門機関があり、イラクのために何かをしたいとの善意は、ほかの分野で役立てられたはず」と、今回の事件を残念がる。
一方で、国内外で支援活動に励みたいという若者の熱意を大切にしたいとの思いから「ボランティアで活躍する際は、第一に常識ある社会人であれ」と呼び掛ける。
◆吉田庸一さん 飲食店経営、青年海外協力協会理事、山形短大非常勤講師。1973(昭和48)年に青年海外協力隊員としてフィリピンで活動した実績がある。経験を生かし、アジアを中心に同協会の事業に従事。山形市在住。53歳。
■3人に謝罪求めたい−桑山紀彦さん
桑山さんは「NGO活動は安全が確保されて初めて成り立つ。気持ちがあるからといって(現状のイラクで)護衛もつけずに乗合タクシーで移動するなんて安易過ぎる」と3人の行動を厳しく非難。「彼らの行為で『NGOの人間は皆無謀だ』とひとくくりにされてしまうのは残念。解放された時点で、きちんとした謝罪を求めたい」と憤りを隠さない。
桑山さんたちが紛争地域で行動する場合、まずは危険情報の収集が中心。現地の国連機関の安全担当者と毎日ミーティングを行うほか、NGO同士でも情報の共有を図るという。「きちんとした情報収集と、集団による系統だった活動が原則であり、“いけいけ”的な雰囲気であってはならない。アンマンにも国連事務所があるわけで、十分に相談すべきだった」
湾岸戦争直後のイラクに日本人医師として初めて入国し、緊急支援活動を行った経験などからイラク人の親日感情をよく理解しており、今回の事件でも解放の方向は予想できるという。「彼らは底抜けに日本人が好きで、私自身、一度もいやな目にあったことがない。幸いなことに、まだ民間レベルで日本人への敵意はなく、犯人グループがイラク人であれば、殺すはずはないと思っている。行動が過激なのはイラク人らしいが、人の道を大きく踏み外すことはない」
◆桑山紀彦さん 医師、NPO法人「地球のステージ」代表理事。世界各地で医療関係の非政府組織(NGO)活動に携わる。イラクをはじめ、アフガニスタン、ソマリア、パレスチナなど紛争地域での実務経験も豊富。山形市在住。40歳。
ソースは山形新聞です。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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