よっこらしょと、持ってきたぞ、著作権は?
投稿者: shiro1018 投稿日時: 2003/04/17 01:52 投稿番号: [320 / 649]
ブッシュ政権支える「福音主義派」
イラク攻撃を積極支持
ブッシュ大統領のイラク攻撃を精神的に、また政治パワーとして支えるキリスト教福音派が注目されている。ブッシュ大統領自身の演説のスピーチに、強い福音派の影響を読み取る向きもある。今後の米政治を動かす大きな要因である福音派の実態を探った。
(ワシントン・三笘義雄)
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イスラム世界の宣教にも意欲
千六百万人の信徒を抱える米国最大のプロテスタント教団「南部バプテスト協議会」(創設者・リチャード・ランド師)と「サマリア人の財布」(フランクリン・グラハム会長)のキリスト教福音主義派の二団体は三月末、イラク戦争が収まり次第、イラク国内での人道支援に乗り出すことを明らかにした。両団体はすでに、イラク国境に近いヨルダンに拠点を開設、食糧・医療支援の体制を整えている。
福音主義派はプロテスタントに属し、「神の言葉」である聖書を信仰と生活の唯一の規範と位置付ける「聖書信仰」を共通基盤としている。ただ、「福音派」と一口に言っても、根本主義的な強硬派から穏健派までさまざまというのが実情のようだ。
「サマリア人の財布」のグラハム会長は、イスラム教を“悪の宗教”“暴力信仰”などと批判した経歴を持つ人物。その一方で、「キリスト教徒として、イラクの人々が助けを必要する時は、手を差し伸べる」とも述べている。グラハム会長の父親は、著名な伝道師ビリー・グラハム師。
イラク支援に乗り出す彼らの真の目的は、人口の98%がイスラム教徒であるイラクで、宣教のチャンスを見いだすことだ。「南部バプテスト」は世界百八十五カ国に五千人を超える宣教師を派遣(二〇〇一年現在)、活発に伝道を進めている。「行って、すべての国民を弟子として……」(マタイ 28:19)というイエス・キリスト言葉をそのごとくに実践しているのだ。
ブッシュ政権は昨年九月、イラクを念頭に“先制攻撃”を容認する新たな「国家安全保障戦略」を発表。「敵対的な行動を阻止するため、必要なら先制行動を起こす」と明記した。
福音派の多くはこれを支持。だが、メソジスト教会などのプロテスタント主流派、カトリック、オーソドックス(正教)は反対し、米キリスト教界の見解は大きく分かれた。これは基本的に今日まで続いている。
昨年十月、「南部バプテスト」創設者のランド師、テレビ伝道師ジェームス・ケネディ師など福音派の重鎮五人は連名で、ブッシュ大統領あてにイラクへの先制攻撃を支持する書簡を送った。
その中で、フセイン大統領をナチスのヒトラーになぞらえ、ヒトラーと妥協して第二次世界大戦を誘発したヨーロッパ列強の過ちを繰り返さないよう強調。イラク攻撃がキリスト教でいう「正義の戦争」であると訴えた。
この「正義の戦争」の論拠になっているのが「正戦論」だ。四世紀に初期キリスト教指導者アウグスチヌスが基礎をつくり、後に整理・修正されている。
イラク攻撃を積極支持
ブッシュ大統領のイラク攻撃を精神的に、また政治パワーとして支えるキリスト教福音派が注目されている。ブッシュ大統領自身の演説のスピーチに、強い福音派の影響を読み取る向きもある。今後の米政治を動かす大きな要因である福音派の実態を探った。
(ワシントン・三笘義雄)
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イスラム世界の宣教にも意欲
千六百万人の信徒を抱える米国最大のプロテスタント教団「南部バプテスト協議会」(創設者・リチャード・ランド師)と「サマリア人の財布」(フランクリン・グラハム会長)のキリスト教福音主義派の二団体は三月末、イラク戦争が収まり次第、イラク国内での人道支援に乗り出すことを明らかにした。両団体はすでに、イラク国境に近いヨルダンに拠点を開設、食糧・医療支援の体制を整えている。
福音主義派はプロテスタントに属し、「神の言葉」である聖書を信仰と生活の唯一の規範と位置付ける「聖書信仰」を共通基盤としている。ただ、「福音派」と一口に言っても、根本主義的な強硬派から穏健派までさまざまというのが実情のようだ。
「サマリア人の財布」のグラハム会長は、イスラム教を“悪の宗教”“暴力信仰”などと批判した経歴を持つ人物。その一方で、「キリスト教徒として、イラクの人々が助けを必要する時は、手を差し伸べる」とも述べている。グラハム会長の父親は、著名な伝道師ビリー・グラハム師。
イラク支援に乗り出す彼らの真の目的は、人口の98%がイスラム教徒であるイラクで、宣教のチャンスを見いだすことだ。「南部バプテスト」は世界百八十五カ国に五千人を超える宣教師を派遣(二〇〇一年現在)、活発に伝道を進めている。「行って、すべての国民を弟子として……」(マタイ 28:19)というイエス・キリスト言葉をそのごとくに実践しているのだ。
ブッシュ政権は昨年九月、イラクを念頭に“先制攻撃”を容認する新たな「国家安全保障戦略」を発表。「敵対的な行動を阻止するため、必要なら先制行動を起こす」と明記した。
福音派の多くはこれを支持。だが、メソジスト教会などのプロテスタント主流派、カトリック、オーソドックス(正教)は反対し、米キリスト教界の見解は大きく分かれた。これは基本的に今日まで続いている。
昨年十月、「南部バプテスト」創設者のランド師、テレビ伝道師ジェームス・ケネディ師など福音派の重鎮五人は連名で、ブッシュ大統領あてにイラクへの先制攻撃を支持する書簡を送った。
その中で、フセイン大統領をナチスのヒトラーになぞらえ、ヒトラーと妥協して第二次世界大戦を誘発したヨーロッパ列強の過ちを繰り返さないよう強調。イラク攻撃がキリスト教でいう「正義の戦争」であると訴えた。
この「正義の戦争」の論拠になっているのが「正戦論」だ。四世紀に初期キリスト教指導者アウグスチヌスが基礎をつくり、後に整理・修正されている。
これは メッセージ 319 (shiro1018 さん)への返信です.
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