篠田節子「弥勒」読みました
投稿者: japoo9999 投稿日時: 2004/07/06 07:21 投稿番号: [438 / 1408]
芸術とは
宗教とは
文化とは
効率とは
労働とは
体制とは
死とは
豊かさとは
愛とは
家族とは
自由とは
平等とは
幸せとは
生きるとは
文化大革命やクメール・ルージュを連想させる、どうやら架空の小国の動乱の中で、今まで自分が当たり前として捉えてきた様々なことが大きく揺らぎ始めるのを前に、主人公とともに右往左往させらてしまう。
結局、解決も救済も示されはしなかったけど、日々の生活のなかで疑うことすらなかった価値観が実は相対的なものでしかない、と突きつけられるのも悪くないかも知れない。
多様性を優劣に置き換えようとする勢力と拒否する勢力、その両極端が激突する現代において、どこに身を置くとしても、安易な成り行き任せですまされないだろう。
先日、東京江戸博物館に行った時、東京大空襲のコーナーで悔しくて悲しくて涙が止まらなかった。一夜にして非戦闘員83000人の命を奪われた国の国民として、我々は日本人にしか言えないことを、世界に向かって発言するのは義務でさえあると思う。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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