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赤道ギニアと石油

投稿者: migomba 投稿日時: 2004/09/16 10:57 投稿番号: [1164 / 1408]
みなさん、はじめまして。
こんなところにもアフリカのトピがあったんですね。

赤道ギニアの話が出ていましたが、最近読んだ本にも出てきていたもので、ちょっと紹介です。
松本仁一著「カラシニコフ」(2004年7月、朝日新聞社)という本ですが、ご存知の方いますでしょうか。

この本は、「カラシニコフ」という開発したロシア人の名で呼ばれる1947年式自動小銃が、今日の世界各地の戦闘現場で非常によく使われていることを手がかりに、著者がアフリカのさまざまな国で取材し「銃と国家」の関係を探ろうとするルポです。また、老齢のカラシニコフ氏本人に面会取材もしており、読み応えあります。
シエラレオネ、ソマリア、南アといった国々の現況が著者の視点から報告されていますが、そのなかに一部、赤道ギニアについての記述がありました。

既出の情報かもしれませんが、今年04年3月のジンバブエ・ハラレ空港における傭兵逮捕事件について、この本では、黒幕として英国人実業家エリー・カリル氏の名を挙げ、彼の依頼を受けた南アの傭兵会社がヌゲマ大統領殺害を実行しようとしていたということです。(傭兵の供述では、殺害でなく大統領の失脚・亡命を企て、いまもスペイン亡命中の野党指導者を新指導者に据えるのが狙いだったらしい。)ちなみに、その際に逮捕された傭兵64人のうち、アンゴラ人が23人ともっとも多く、ついで南ア人、ナミビア人ということです。傭兵会社もかなり多国籍のようです。
そして、別の事件で逮捕されたその傭兵会社の傭兵からの情報をもとに、大統領殺害計画が漏れたらしく、ヌゲマ大統領は南アのムベキ大統領に感謝の意を表しています。
この事件の背景もよくあるように石油利権のようで、90年代に石油生産がはじまった赤道ギニアは、現在アフリカで3番目の産油国になっています。「独裁」大統領の懐に入っていくオイルマネーと、そこに群がる石油メジャー。国民の姿が見えてこないにも関わらず、赤道ギニアでは石油ブームが続きそうです。
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