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◆『マオ 誰も知らなかった毛沢東』

投稿者: alas_and_alack2008 投稿日時: 2008/05/16 16:00 投稿番号: [732 / 15652]
http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2006/04/20/post_435/

>ユン・チアン氏は15年前『ワイルド・スワン』で文化大革命の背後にあった毛沢東、周恩来らの冷酷な権力闘争を丁寧に描いた。日本の中国専門家や大手メディアが賛美した文革が、実は血塗られた内戦にすぎなかったことを彼女は実証した。
『マオ』は歴史の一コマである文革の検証にとどまらず、毛沢東の生い立ち、貧者や農民への無関心、中国共産党の設立にかかわることなく、実は遅れて入党していた可能性、にもかかわらず、なぜ力をつけたか、国民党、日本、ソ連をいかに利用し操ったかを含めて描いている。<

>同書のなかで、しかし、日本は必ずしも好意的に扱われているわけではない。にもかかわらず、同書は日本と日本人にとって、一方的に日本を加害者と断じた戦後歴史観を根底から変える貴重な一冊となる。その柱は二つと考えてよいだろう。
第一点は1928年6月の張作霖爆殺事件である。日本軍の犯行とされてきた同事件は、実はロシアが日本軍の犯行に見せかけて行った謀略作戦だというのだ。第二点は1937年7月の盧溝橋事件以後の動きである。
中国側がおこした盧溝橋事件が日本政府の「事件不拡大」方針及び蒋介石国民党政権の慎重姿勢にもかかわらず、短期間に日中全面戦争に拡大した背景に、中国共産党のスパイの働きがあったという。
指摘が正しいとすれば、日中戦争の歴史は全面的に書き直さなければならない。この驚くべき指摘が、日本に必ずしも好意的ではないと思われるチアン氏によってなされたことも、また、驚きである。

『マオ』の中で氏は、日本を悪者とするステレオタイプの視点から脱けきれていない。たとえば南京事件について、“30万人虐殺”説が検証済みの事実であるかのような前提で書いている。その冷たい視線で日本を見る著者が、十余年間の調査と取材の果てに得た結論であるからこそ、張作霖爆殺はロシアの仕業、日中全面戦争は日本軍の暴走よりも中国共産党の策略だったとの指摘は、より重要な意味を持つのである。<

>毛は日本軍進撃を大歓迎した。「抗日戦争は日本の力を利用して蒋介石を滅ぼすチャンスだった」からだとチアン氏は書く。訪中し過去を謝罪した日本の政治家らへの毛のこんな言葉も氏は引用している。
「いや、日本軍閥にむしろ感謝したいくらいですよ」「(日本軍が中国を広く占領してくれなかったら、国民党に勝てないために)われわれは現在もまだ山の中にいたでしょう」<

>北村稔氏の『「南京事件」の探究』や鈴木明氏の『新「南京大虐殺」のまぼろし』などを紹介しつつ、日本軍による大虐殺は実は存在しなかったのだと言っても、多くの人は信じない。頭のなかに、日本こそが日中戦争をひきおこし拡大した張本人で、ひたすら日本が悪いという歴史観に染っているからだ。『マオ』はそんな戦後の日本人、そして全世界の人々に、上のような既成の歴史観を一度取り払い、新しく発見された多くの事実に基づいて歴史を見直す必要性を突きつけている。<

>氏の著書に強い説得力を与えているのは、丁寧な取材に加えて、彼女が使用した膨大なロシア側の資料である。決して出てくるとは思えなかった旧ソ連時代の機密情報が、ソ連崩壊以降大量に放出されたのは周知のとおりだ。また、西側諸国は情報公開によって、機密書類でさえも30年、50年という時間を置いて公開し始めた。人類の歴史上、今私たちははじめて、この種の機密情報の開示を体験しているのだ。中国もいつか必ずロシアのように崩壊し、大量の中国共産党資料と機密情報が出てくるだろう。そのときには、中国に心を売り、中国のために働くような人々がいるとすれば、その実態も自ずと暴かれるだろう。祖国を裏切り他国を利する行為は、歴史が見逃さない時代に、私たちは立っているのだ<
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