中国・四川省大地震

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    地震被害に、手抜き工事の影

投稿者: favlery 投稿日時: 2008/05/16 10:37 投稿番号: [653 / 15652]
四川省で大地震が起こった。いま分っているだけで1万2千人以上が亡くなっている。中国の人たちは、これまで決まって「日本は大変ですね。大地震が来るかもしれませんからね」と言ってきた。

しかし、すこし調べてみると、じつは中国が大変な地震国であることが分かる。今世紀以降のものだけを列挙すると

2001年10月、雲南省永勝県で6.0級、1名死亡。2003年8月、内蒙古自治区で6.1級、4名死亡。同年10月、甘粛省民楽、山丹両県で6.1級、10名死亡。同年12月、新疆ウイグル自治区で6.1級、10名死亡。2005年1月、黒龍江省大慶市で5.1級、12名怪我。同年11月、江西省九江市でも、12名の死者を出す大地震が起こっている。そして、今回の四川大地震だ。


オリンピックの年だというのに、大変なことが次から次へと起こる感じである。あるいはオリンピックの年で、それを中国の国内外とも強く意識しているからこそ、中国という国が抱える様々な問題が表に出ている、と言うべきなのか。


ネットで調べていたら、気になる記事が目に留まった。ちょうど、2005年11月の九江地震の直後に、中国地震局の陳建民局長が新華社のインタビューに答えた内容を報じていた。
陳局長曰く、「地震知識の宣伝普及は、中国にとり、一貫して敏感な問題である。宣伝を強めれば民衆のパニックを引き起こすし、宣伝しなければ、悲惨な代価を支払わねばならない」(2005年12月04日08:53 中国新聞)


彼がどういう考えでこの発言をしたのかは本当のところ分らないが、私はこの発言のウラには、地震への対処を真剣に議論し始めた場合、不動産投機・開発投資の名の下で、国中でおこなわれてきた「無茶苦茶な手抜き工事」、中国語でいう「豆腐渣(おから)工程」、すなわち「腐敗」の問題に行き着かざるを得ないため、共産党としてもなかなか踏み込めないという事情がある、とみる。


食品安全、医療事故、建築安全など、これらは監督官庁の責任が強く問われるべき「民生」の根幹にかかわる事柄である。搾取に次ぐ搾取、つまり圧倒的な低賃金で庶民をコキ使い、安い人民元にモノを言わせて輸出しまくる発展モデルの影で、これまた圧倒的に置き去りにされてきたのが、こうした「民生」分野であった。
中国では「市場経済化」の美名の下、前払いで現金を支払わないと、救急患者でさえ病院で「診てもらえない」という、馬鹿げた制度まで出来上がっている。




「豆腐渣工程」とは、汚職などが原因で建築費を安くあげた手抜き工事のこと。幹部が使用する建築の耐震性は厳格に守られるが、学校など民衆のための建築では手抜き工事が横行している。
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