地震と人間社会の因果?
投稿者: kevin_honne 投稿日時: 2008/05/21 00:43 投稿番号: [2904 / 15652]
中生代から新生代にかけて形成されたユーラシア造山活動はアルプス造山運動とヒマラヤ造山運動に分けられる。この造山活動の特徴は環太平洋造山活動と比較して「火山」が少なく「褶曲山脈」が多いことである。
約4000万年前に南半球にあったゴンドワナ大陸からプレートに乗って分離したインド大陸が、約3000万年をかけてユーラシア大陸に衝突してこれを徐々に押し上げ、プレートはその下に潜り込みながらヒンドスタン平原やデカン高原のインド陸塊を中央アジアに押しつけている。
地球内部に潜り込むプレートの「ひずみ」がエネルギーの蓄積となってある程度限界点に達すると急激な断層の「ずれ」がおこり、それが地表で複雑な「揺れ」や「地割れ」を起こすのが地震である。
今回の四川大地震もそうした長期的な地球の造山活動におけるほんの一瞬の出来事なのだが、これが折しも中国のオリンピック開催と「チベット問題」の時期に重なったというのが、不思議に象徴的なのである。
一部のネット情報によると中国人民軍はチベットの僧侶達に弾圧を加えたとき「お前達の神様に救ってもらえ」と嘲笑を浴びせた事もあるという。そのチベットの目の前で勢いづく中国の歴史的祭典に自然の力が冷水を浴びせた。
ダライ・ラマが亡命しているインドの方から加えられた大陸の圧力で、これから四川省で「聖火リレー」が行われようとしているまさにこの時に「地震」が起き、多くの無辜の民に悲しい運命が訪れてしまった。これを皮肉と言わずして何と言うべきだろうか。
地球の造山活動が生み出している巨大なエネルギーのストレスのその真上で、営まれているちっぽけな人間社会にもそのストレスが反映しているのだろうか。
このユーラシア・プレートの東端に位置するのが、日本列島を中央で分断する中央地溝帯(フォッサ・マグナ)で、このプレートに北米プレートが衝突して潜り込んでいるその上に乗っているのが、我が日本列島というこれまた「皮肉な」現実を忘れてはならない。
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