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続きチベットの歴史 wmbyq010へ

投稿者: sa082017000 投稿日時: 2004/08/07 18:24 投稿番号: [7279 / 66577]
FREEDOM IN EXILE「ダライ・ラマ自伝」より
私の行動を秘密にしておくことはもともと不可能であり、中国当局がそれを強制しているという事実は、わたしの安否を非常に気遣っている市民に大きなショックを与え、そのニュースは燎原の火のようにたちまち町中に広まった。

結果は破局的であった。翌朝、祈祷と朝食を終え、早朝の静かな朝の光を浴び、庭園に散歩に出た私は、遠くから上がる叫び声に驚かされた。すぐ邸内に入り、人をやって喚声が何なのか調べさせた。帰って来た使いは、ラサ市内に人が溢れ、こちらに向かっている。彼らは中国人の手から私を直接守ろうと決心しているようだと報告した。人数が次第に増え、あるものは1団となって離宮の入り口を固め、あるものは周囲をパトロールし始め、昼までにはその数はおよそ30,000人にも達していた。朝、離宮に入ろうとした閣僚3人も群衆に阻まれ立ち往生する有様だった。人々は、中国側に協力したと疑われる者には誰であろうと敵意を示した。中国人護衛と一緒に車に乗っていたある高級官僚は裏切者と思われ投石を受け重傷を負わされた。彼は誤解されたのである(これについて、1980年代になって、「17か条協定」に強制署名させられた代表団メンバーだった彼の息子がインドに行き、当時の模様を詳しく書いている)その後、実際に殺された人がいる。
この報に私は背筋が寒くなった。状況を緩和するために何かをしなくてはならない。激情に駆られ、群衆が中国駐留軍を襲うかもしれない。自然発生的に民衆は何人ものリーダーを選出し、チベットはチベット人に返せと要求し始めていた。私は鎮静を祈らずにはおれなかった。もはや中国軍司令部での観劇など問題外である。で、侍従長に観劇辞退を電話で伝えさせ、あわせて、平静さを速やかに回復し、群衆に解散するよう説得すると伝えた。
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