冷静に考えてみると
投稿者: isamu309 投稿日時: 2010/09/29 10:33 投稿番号: [66537 / 66577]
下手を打ったのは中国?
たかだか船長を釈放させるために、
- レアアースの禁輸
- 輸出入業務に対する嫌がらせ
- 旧日本軍遺棄化学兵器の回収プロジェクトのために訪中していた日本人会社員を罠にかけて拘束
なんてやらかした。日本側は一時的には混乱したが、既に精神的には立ち直り始めている。そして上記の中国側の措置は日本にとって、
- レアアースなどの戦略物資の国家備蓄の積み増しと、リサイクル技術、供給元の多角化、代替材料の模索などの多様化を推進する良い動機となった。これはオイルショックと同じ効果をもたらす。
- 一部の識者から警告されていたチャイナリスクが現実の脅威であることを日本の財界に深く印象付けた。対中投資は確実に減少し、他の東南アジア諸国に分散して行く。
- 現代の国際法下では、尖閣諸島は疑いようも無く日本領であるにも関わらず、力づくでこれを奪い取ろうとする中国の覇権主義を世界中に深く印象付けた。日本政府の外交的弱腰と先見性の無さをあらためて露呈したのは蛇足だったけど。
- 外圧が無いと目が覚めない日本人に、日本と言う国家の存亡がそれほど安泰ではないという事実を気付かせた。(これはアメリカも苦々しく思っているだろうなぁ、せっかく戦後65年も寝た子を起こさないように注意深く扱ってきたのに、すべてを台無しにしようとしてるんだから。)
中国のゴリ押しの論理は日本にだけ通用するものなのに、これを世界レベルの事件にしてしまったことは、大局的に見て大失敗だったろう。
故トウショウヘイ氏は、100年は国際社会に対して温和で従順に振舞えと言い残していたのに、草葉の陰で泣いてるだろうねぇ。
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