中国

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滑稽日本軍のお話・・・

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2009/01/05 14:02 投稿番号: [66332 / 66577]
中国の歴史教育に関連して、その欠陥を指摘してみよう。

私は、長年、中国の映画を観てきた。多分、中国人の誰もが子供の頃から映画を観ながら成長したことだろう。そして、映画の中の悪役は、言うまでもなく日本軍であり日本兵である。

悪役の日本兵、それは昔も今も同じである。
私が見た映画の内容は・・・
中国のある村に十人ばかりの日本兵がやってくる。戦々兢々のへっぴり腰で村に入ってくる。
子供たちは道標(みちしるべ)を欺いて、兵隊たちを墓場に誘い込む。
夕暮れになると子供たちは白い布をかぶって鬼(幽霊)となり、兵隊たちを驚かす。
日本兵は墓場の幽霊に驚いて逃げ出すが、子供たちが仕掛けておいた落とし穴にはまって痛い目に合う。

日本兵は、子供たちが仕掛けた作戦にはまって翻弄され、くたびれ果てて、最後はほうほうの態(てい)で村から逃げ出してしまう・・と云うのだ。
めでたし、めでたし・・・

かくして、子供も大人も大喜び。中国人なら気分スッキリ、万々歳なのである。

昔、1965年製作の映画に「地道戦」と云うのがあった。
村の女や子供までもが力を合わせて、神出鬼没のゲリラ戦法で日本軍を撃退するお話。
翻弄される日本軍は愚かで滑稽そのもの。コテンパンにやられて笑いを誘うのだ。
日本軍のチョビ髭(ひげ)部隊長は村民に狙撃されるが、撃たれるところは尻である。・・・アハハ・・の大笑い。

これが中国戦争映画の基本パターンである。
今も昔も同じである。

日本兵の滑稽を笑うなら、それはそれでかまわない。
日本軍の愚かな姿を嘲笑するのもいいだろう。

だが、日本兵は本当に滑稽だったのか?
嘲笑してやれるぐらいに愚かだったのか?

一方的侵略戦争の凄まじさ、踏みにじられる弱者の悲惨、生きるか死ぬか、戦場の凄惨、それらのものが全て無視され、映画ではお笑い喜劇の「道化者(どうけもの)(醜角)」となってしまった。

そして、中国人はみんな、みんな、そう云う映画を観ながら大人になったのだ。
結果、どう云う意識になっただろう?
「指でひねり潰せるような滑稽な日本軍」と云う先入観ばかりが増長し、やがて「愚かな日本」「滑稽な日本人」のイメージが固定するのだ。

私は多くの中国人と付き合って、常に感じる。
彼ら、知識や経験の上では日本を正しく理解したつもりだろうが、それでも意識の根底から、なかなか「愚かな日本」「滑稽な日本人」のイメージを払拭できない。

それは、映画を観ながら子供の頃から刷り込まれたイメージだから、中国人がこれを打ち消すのは至難の業(わざ)なのである。

歴史の見たくない現実を直視しない・・・そして認識を誤る。
中国人にとって、これは百年たっても克服し難い、大きな誤りだろう。
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