アジア大陸に共通するモラルの欠如
投稿者: isamu309 投稿日時: 2007/07/26 14:40 投稿番号: [62665 / 66577]
は、結局中華文化圏にその根があるのでしょう。
欧米、アラブ、インド文明圏の人間は、道徳の規準を宗教に求めます。親は子供を教育する際に神の存在を説き、神を恐れることで不道徳な行為や、人間の欲望を抑制することを教えます。
ところが中華文明には、中華思想があり中華こそ世界の中心である、としてきました。一応儒教と言う倫理学は存在しましたが、もともと覇者の統治学的な側面が強く、一般大衆の倫理観を補強するにはやや不足だったのではないでしょうか。
そこに輪をかけて一切の宗教を否定する共産主義の中で儒教的倫理観すら埋没し、現在の臆面もない模倣や、他人を欺いても金を儲ける拝金主義が横行するようになってしまたのだと思います。
で、これを直す方法は、と言うと実は思いつきません。中国人自身が自らのモラルの源泉をどこに求めるか見つめなおしてもらうしかないように思います。
幸い日本は中華文明圏には属さず、独自の武士道倫理観を発達させたため、他の文明圏とは異なりながらも、一定の社会的モラルの維持に対してすんなりと欧米文明圏とのモラルの差異を埋めることができました。日本がアジアで最も早く産業を発達させ豊かになったひとつの原因でもあると思われます。
ちなみに何故、絶対神(超越的存在)による人間としてのモラル形成無しに、日本人が高度の倫理観を持ちえたのかを比較論的に著述されたのが、新渡戸稲造氏の著書『武士道』です。
まぁ最近は日本でも武士道精神が教育に持ち込まれることが少なくなったためいろいろなモラルハザードが起きてきています。
中華文明圏と同様に絶対神による自己の抑制が出来ない日本では、やはり武士道的精神教育は維持されるべきでは無いかと思います。
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