Re: 簡単な理屈
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2006/08/14 19:26 投稿番号: [58406 / 66577]
>核分裂を利用した原子力発電もあるでしょう。
現在実用化されている原子炉の燃料はウランであり、日本では殆ど産出せず世界的にも非常に限られています。埋蔵量はエネルギー量として石炭より少ないと言われています。
また、原子炉の問題点は軍事転用の容易さもさることながら一度事故を起こすと世界的規模の深刻な被害を及ぼす点です。原子炉の耐用年数は50年位で、廃止された原子炉の解体、廃棄物処理も大変なコストを要します。単純計算では原子力の単価は火力よりもかなりやすいですが、廃棄までのコストを含めると非常に高いものに付くようです。つまり、原子力はやむをえない選択だと言えます。
原油が高くなればオイルシェルなども採算が取れるようになります。同じように、日本の周囲に比較的豊富にあるとされているハイドロメタンや石炭にも言えます。ただし、ハイドロメタンの採掘は実用には至っていませんが、目途は立っています。日本で石炭産業が消えたのは輸入重油に比して採算が取れなくなったためであり、石炭が掘り尽くされたためではありません。資源としてはかなり豊富にあります。地中で石炭をガス化して取り出すなどの技術が開発されつつあり、採算が取れるようになるでしょう。
太陽光、風力、波浪などの自然エネルギーの実用化をどの規模で言うかで判断は違うでしょうが、基本的に現在化石燃料の代替としては不可能です。一番大きな自然エネルギーの利用は水力発電ですが、どこにでも作れる物ではないし、環境に与える影響も大きく、一部を補っているとしか言えません。太陽光、風力発電は化石燃料の代替を果たすための施設建設、保守などを考えると到底無理です。
その意味で、薪炭、アルコールなどのバイオマスエネルギーも同じです。バイオマスは結局太陽エネルギーの利用ですが、太陽光発電よりも効率が低いのです。ただし、補助手段として研究を進める価値は大いにあります。環境に対する負荷が軽減されるなども主眼点として見るべきです。
日本で消費されるエネルギーには産業用の燃料、電力、車などの燃料があり、殆どがが化石燃料です。それをそっくり大体出来るエネルギー源は、今は有りません。核融合が実用化されれば、燃料は事実上無限にあり、しかも日本は燃料輸出が出来るようになるでしょう。実用化にも日本は一番近い位置にいると思えますが、いかんせん実現していないので、現在の選択肢には入りません。
結局今のエネルギー不足に対処するには省エネ、物資のリサイクルが非常に有効であり、これは高い技術によって支えられています。電気自動車エリーカはガソリン車並以上の性能で、東京ー大阪間を500円で走ります。しかし、車体が一億円位します。もし、これが大量に実用化されれば無論車の単価も下がり大幅な省エネになるでしょう。炭酸ガスを出さない点、(車が出さないと言う意味で、エネルギー発生時には出している)環境破壊も少ないといえます。環境保全に使われるエネルギーも軽減されるので、大幅な省エネと言え、太陽光やバイオマス以上に考えるべき技術でしょう。
エネルギー不足は技術で補うしか有りませんが、それが日本は中国より有利だという所以です。エネルギー不足が続けば日本型省エネ機器、省エネ車が売れるのは自然の流れです。日本はその分野で世界の最先端です。
以上、まことにおおざっぱですが、まとめてみました。
現在実用化されている原子炉の燃料はウランであり、日本では殆ど産出せず世界的にも非常に限られています。埋蔵量はエネルギー量として石炭より少ないと言われています。
また、原子炉の問題点は軍事転用の容易さもさることながら一度事故を起こすと世界的規模の深刻な被害を及ぼす点です。原子炉の耐用年数は50年位で、廃止された原子炉の解体、廃棄物処理も大変なコストを要します。単純計算では原子力の単価は火力よりもかなりやすいですが、廃棄までのコストを含めると非常に高いものに付くようです。つまり、原子力はやむをえない選択だと言えます。
原油が高くなればオイルシェルなども採算が取れるようになります。同じように、日本の周囲に比較的豊富にあるとされているハイドロメタンや石炭にも言えます。ただし、ハイドロメタンの採掘は実用には至っていませんが、目途は立っています。日本で石炭産業が消えたのは輸入重油に比して採算が取れなくなったためであり、石炭が掘り尽くされたためではありません。資源としてはかなり豊富にあります。地中で石炭をガス化して取り出すなどの技術が開発されつつあり、採算が取れるようになるでしょう。
太陽光、風力、波浪などの自然エネルギーの実用化をどの規模で言うかで判断は違うでしょうが、基本的に現在化石燃料の代替としては不可能です。一番大きな自然エネルギーの利用は水力発電ですが、どこにでも作れる物ではないし、環境に与える影響も大きく、一部を補っているとしか言えません。太陽光、風力発電は化石燃料の代替を果たすための施設建設、保守などを考えると到底無理です。
その意味で、薪炭、アルコールなどのバイオマスエネルギーも同じです。バイオマスは結局太陽エネルギーの利用ですが、太陽光発電よりも効率が低いのです。ただし、補助手段として研究を進める価値は大いにあります。環境に対する負荷が軽減されるなども主眼点として見るべきです。
日本で消費されるエネルギーには産業用の燃料、電力、車などの燃料があり、殆どがが化石燃料です。それをそっくり大体出来るエネルギー源は、今は有りません。核融合が実用化されれば、燃料は事実上無限にあり、しかも日本は燃料輸出が出来るようになるでしょう。実用化にも日本は一番近い位置にいると思えますが、いかんせん実現していないので、現在の選択肢には入りません。
結局今のエネルギー不足に対処するには省エネ、物資のリサイクルが非常に有効であり、これは高い技術によって支えられています。電気自動車エリーカはガソリン車並以上の性能で、東京ー大阪間を500円で走ります。しかし、車体が一億円位します。もし、これが大量に実用化されれば無論車の単価も下がり大幅な省エネになるでしょう。炭酸ガスを出さない点、(車が出さないと言う意味で、エネルギー発生時には出している)環境破壊も少ないといえます。環境保全に使われるエネルギーも軽減されるので、大幅な省エネと言え、太陽光やバイオマス以上に考えるべき技術でしょう。
エネルギー不足は技術で補うしか有りませんが、それが日本は中国より有利だという所以です。エネルギー不足が続けば日本型省エネ機器、省エネ車が売れるのは自然の流れです。日本はその分野で世界の最先端です。
以上、まことにおおざっぱですが、まとめてみました。
これは メッセージ 58379 (yaseinomiryoku さん)への返信です.
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