中国社会
投稿者: abarehachaku99 投稿日時: 2006/08/14 14:41 投稿番号: [58382 / 66577]
中国を見ると驚くほどメディアが発達している。
新聞は全国紙のほかにも多種多様の地方紙が販売されている。中国人は非常に新聞が好きなことが伺える。
一見では言論の自由の無い国とは思えないくらいである。
しかし
つぶさに見ると、どの新聞も敏感な問題ではテンプレートのように同じ決まり文句を使用していることに気づく。中台問題。日中歴史問題。天安門事件などがそのもっとも敏感な問題に当てはまる。
実は中国の新聞の「人民日報」「解放軍報」「河北日報」「新華日報」「南方日報」「南京日報」「広州日報」など等主要的な多くの新聞は共産党が直接支配している。また「チャイナデイリー」「北京晩報」「羊城晩報」「中国青年報」「文匯報」「光明日報」などの新聞は国務院が強力に指導している。
事実上新聞は一種類しかないのだ。
共産党が決めた方針を比較的権威の有る新聞が報じると、それがテンプレートとなり各新聞は自分なりに多種多様の味付けをして見かけ上さまざまな意見があるように見せかける。このあたりは科挙試験によって詩の作成能力や古文の解釈をこねくり回すことに長けた者を大量につくってきた中華文化の面目躍如で実に多種多様な解釈が紙面を踊ることになる。共産党の方針から逸脱しない限り解釈は自由なので中国人文人にとっては無限の創作空間がそこにはあるのだ(明らかに逸脱した記者には厳罰が待っているが天網恢々疎にして漏らさず的な管理なので意図的に方針から離れない限りまず引っかからない)
このように読む人のあらゆる疑問に対応し様々な解釈が用意されるので読者はいつしか共産党の用意したテンプレートを自分の意見と錯覚し、中国には言論の自由があると思い込み、自分は共産党を十分に批判する目を持っていると誤解する。
まさにお釈迦様の手の平で動き回る孫悟空みたいなもの
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これは メッセージ 58350 (dssdce73_selene さん)への返信です.
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