■中国人が“愛国的”である本当の理由■
投稿者: Mishi_Mishi_01 投稿日時: 2006/08/12 23:30 投稿番号: [58249 / 66577]
反日デモやこの掲示板などて見られる中国人の“愛国心”というのは、彼等にとって偽らざる心情の発露というよりも、『ストックホルム症候群』の一種ではないか、と考えています。
『ストックホルム症候群』というのは、日本人の方なら誰でも一度くらいは耳にされている事と思いますが、1970年代の初めに、ストックホルムで起きた銀行強盗事件に端を発した言葉です。
事件当時、強盗一味によって人質にされた銀行員達が、監禁が長引くにつれて次第に犯人達に感情移入してしまい、救出の為に突入してきた警察官部隊を逆に非難・抵抗した挙句、人質にされていた女性が、事件後に犯人の一人と結婚してしまう、という事が起きました。
この事件は、長期間の監禁状態に置かれた人質が、その精神的な負担から逃れるために、『自分は、犯人達の同志なのだ。犯人達は、我々を守ってくれているのだ。』と自己欺瞞をすることで、平衡を保とうとする事を示しています。
その後、このストックホルム症候群については研究が進み、『犯人と人質』という関係だけでなく、家族間でも起こりうることが発表されています。
例えば、アル中の父親に虐待されながら、それでも父親を庇い、仕えようとする幼い息子。同情した近所の人たちが父親のことを非難すると、それに反発して逆に周囲の人間を憎み始める……、という構図ですね。
これは創作物(ドラマ)の世界などで何度も題材として取り上げられて、身近な展開になっているのですが、これが単純な“美談”などでなく、一種の人格障害なのだとすると、事は深刻です。
子供にとって、どんなに粗暴で無慈悲な父親であっても、家を追い出されてしまってはその瞬間から生きていく事ができませんから、その立場は限りなく“人質”に近いものです。
いや人質であれば、いつかは警察がやってきて開放されることに希望をつなぐ事ができますが、親から虐待されている子供達には、そういった未来を想像することもできません。
かくして少年は、『ボクは、お父さんを愛しているのだ。この家に留まっているのは、あくまでもボクの意思なのだ。お父さんを侮辱する奴は、断じて許さない! 』と、自分を騙す事によって、精神の平衡を保つのです。
このように、家族間の関係でも発生する事であれば、独裁国家とその国民の間でも発生する可能性は、充分にあるでしょう。
中国の場合、その人民は生殺与奪の権を政府に握られ、さらには移動の自由さえも与えられていませんから、言葉通りの意味で“人質”みたいな存在です。
中国人達は、どんなに自国の政府から抑圧され、時には弾圧されても、彼等の政府を庇おうとします。
中国に民主化を求めたり、権力者の腐敗を非難したりする外国のメディアを、むしろ攻撃する場合も、少なくありません。
これが、彼等の自由な判断による行動であれば、その選択も首肯できなくもないのですが、実のところ人質である中国人には、それ以外の役割を演じる自由はありません。路地裏の屋台で愚痴を言っている時はともかく、公式な場所では、声を限りに政府を支持し、外国人を罵るしかないのです。
※ストックホルム症候群の命名のきっかけとなった事件が発生した当時、中国は改革開放路線を採用するはるか以前でしたから、多くの中国人はこのことを知りません。というか、知らされていませんでした。
彼等に説明するのは難しいのですが、なんとか事件の顛末を説明し、『中国人の愛国心も、結局はこれと同じではないのか? 』と畳み掛けると皆、非常にショックを受けるようです。
(儒教の影響が大きい中国社会では、例に上げたような『アル中の父親と子供』のようなケースが極めて多い、という背景もあります)
『ストックホルム症候群』というのは、日本人の方なら誰でも一度くらいは耳にされている事と思いますが、1970年代の初めに、ストックホルムで起きた銀行強盗事件に端を発した言葉です。
事件当時、強盗一味によって人質にされた銀行員達が、監禁が長引くにつれて次第に犯人達に感情移入してしまい、救出の為に突入してきた警察官部隊を逆に非難・抵抗した挙句、人質にされていた女性が、事件後に犯人の一人と結婚してしまう、という事が起きました。
この事件は、長期間の監禁状態に置かれた人質が、その精神的な負担から逃れるために、『自分は、犯人達の同志なのだ。犯人達は、我々を守ってくれているのだ。』と自己欺瞞をすることで、平衡を保とうとする事を示しています。
その後、このストックホルム症候群については研究が進み、『犯人と人質』という関係だけでなく、家族間でも起こりうることが発表されています。
例えば、アル中の父親に虐待されながら、それでも父親を庇い、仕えようとする幼い息子。同情した近所の人たちが父親のことを非難すると、それに反発して逆に周囲の人間を憎み始める……、という構図ですね。
これは創作物(ドラマ)の世界などで何度も題材として取り上げられて、身近な展開になっているのですが、これが単純な“美談”などでなく、一種の人格障害なのだとすると、事は深刻です。
子供にとって、どんなに粗暴で無慈悲な父親であっても、家を追い出されてしまってはその瞬間から生きていく事ができませんから、その立場は限りなく“人質”に近いものです。
いや人質であれば、いつかは警察がやってきて開放されることに希望をつなぐ事ができますが、親から虐待されている子供達には、そういった未来を想像することもできません。
かくして少年は、『ボクは、お父さんを愛しているのだ。この家に留まっているのは、あくまでもボクの意思なのだ。お父さんを侮辱する奴は、断じて許さない! 』と、自分を騙す事によって、精神の平衡を保つのです。
このように、家族間の関係でも発生する事であれば、独裁国家とその国民の間でも発生する可能性は、充分にあるでしょう。
中国の場合、その人民は生殺与奪の権を政府に握られ、さらには移動の自由さえも与えられていませんから、言葉通りの意味で“人質”みたいな存在です。
中国人達は、どんなに自国の政府から抑圧され、時には弾圧されても、彼等の政府を庇おうとします。
中国に民主化を求めたり、権力者の腐敗を非難したりする外国のメディアを、むしろ攻撃する場合も、少なくありません。
これが、彼等の自由な判断による行動であれば、その選択も首肯できなくもないのですが、実のところ人質である中国人には、それ以外の役割を演じる自由はありません。路地裏の屋台で愚痴を言っている時はともかく、公式な場所では、声を限りに政府を支持し、外国人を罵るしかないのです。
※ストックホルム症候群の命名のきっかけとなった事件が発生した当時、中国は改革開放路線を採用するはるか以前でしたから、多くの中国人はこのことを知りません。というか、知らされていませんでした。
彼等に説明するのは難しいのですが、なんとか事件の顛末を説明し、『中国人の愛国心も、結局はこれと同じではないのか? 』と畳み掛けると皆、非常にショックを受けるようです。
(儒教の影響が大きい中国社会では、例に上げたような『アル中の父親と子供』のようなケースが極めて多い、という背景もあります)
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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