中国

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お話・・共匪

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2006/08/08 01:44 投稿番号: [58023 / 66577]
むかし・・1980年頃だから文化大革命が終焉して数年の時期、日本人も中国を旅行できるようになり、私もお仕事をもらって幾度か中国を訪れた。
あの頃の中国・・人も社会も中国の全てが新鮮で、すばらしい経験だった。

そして、同じ時期、私はまた頻繁に台湾に出かけていた。
台湾のお友達が私をあちこち連れて回って、彼らの友人知人に私を紹介する。
そして、その時、さり気なく言うのだ。
「この人ねえ、この前、大陸に行ってきたんだよ」・・と。

当時、台湾にはまだ戒厳令が布かれ、国民党独裁政権の時代であり、大陸の人民共和国とは厳しく対立していた。台湾の人が国外に出るのは容易でなかった。

みんなは、ホホ〜ゥと云った表情で私を眺め、そして、やがて、おもむろに、さり気なく訊ねるのだ。
「どうでした?   緊張したでしょう。共匪に取り囲まれて自由もないし、共産主義だから窮屈だったんでしょう。あちらは、まだ貧しいし、大変だったでしょう」・・とか。

中国を訪れたと言っても、北京、上海など都会を見ただけで、中国の全てを見聞したわけではないけれど、私は台湾のお友達に中国のことを、見たまま、感じたまま、率直に、ありのまま語って聞かせる。
「そんなにボロボロじゃないですよ。素朴で質素だけれど、街の雰囲気も、人の感じも台北と似たようなものですよ。大した違いはないみたい・・」・・と、本当に正直に、ありのままを語った。

私には勿論、分かっている。台湾のお友達が私から聞きたい言葉は・・多分・・、
「共産党の国は酷(ひど)いところで、不自由で、我々に比べたら数十年も遅れた感じで、ここで暮らす人民は可哀そう・・」とかなんとか。
私が、もし、そう言ったなら、彼らはきっと
「さもあらん、やっぱりそうか」と思って納得し、気を良くしたかも知れない。

台湾のお友達に、共産中国の有りのままの姿をいろいろ語って聞かせたのだが、結局、「ウソ」はつけなかった。
あれから二十数年の歳月が流れ、台湾のお友達は、今や私の何十倍も詳しく中国のことを知っている。知っているどころか、ある者は今や中国で働いているのだ。

でも、彼らは私をバカにせず、今でも私に一目(もく)、三目置いて中国のことをあれこれ訊ねるのだ。
彼らは私に「中国に対する日本人の見解」を聞くのだ。時に私が偉そうに語っても、彼らはフムフムと真面目に聴いてくれるから嬉しくなっちゃう。

それもこれも、二十数年前、彼らの聞きたい言葉ではなく、私の率直な体験をありのまま正直に語って聞かせたからだと思う。

弁奇先生・・
台湾の夏の太陽は頭上から照り付けています。それなのに台湾の人は、禿(は)げのオヤジでも帽子をかぶりませんね。
暑さにやられて倒れないよう、健康に気をつけて・・
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