Re: 人種と民族は無関係?
投稿者: kiku_aoi_sakura 投稿日時: 2006/01/19 02:54 投稿番号: [50380 / 66577]
熊猫氏の提示した物は、辞書からの引用。
おそらく、これは、スターリンの「民族とは、言語、地域、経済生活、および文化の共通性のうちにあらわれる心理状態、の共通性を基礎として生じたところの、歴史的に構成された、人間の堅固な共同体である。……これらすべての特徴が存在するばあいに、民族があたえられるのである」を下敷きにした物と思われる。
これに対し、オーストリアのオットー・バウアーの提唱する「民族とは運命共同体によって一つの性格共同体へと結ばれた人々の社会集団である」という考え方も出てきている。
『民族性格』の概念。
更に、日本語の『民族』は、近代国民国家の成立と密接な関係を有する政治的共同体の色の濃い nation の概念と、共同体の形成の有無とは別に同一文化集団として認識される ethnic group の概念の双方が十分区別されずに共存している。
結果・・・
【民族】
言語・人種・文化・歴史的運命を共有し、同族意識によって結ばれた人々の集団。
これは、誤解を生む表現でもある。
『言語・人種・文化・歴史的運命を共有し』の部分を指して、ethnic group。
複数のethnic groupが『同族意識によって結ばれて』nationを形成する。
ethnic groupもnationも、日本語では『民族』である。
蜥蜴氏の『あたしの基準』でも、なんでもない。
人種等のethnic groupが違っていても、同族意識を持って結ばれていることを『民族』と表現する事は正しい。
夢乃氏の言うところの、『強弁』・・・当方も、同様の念に駆られる事あり。
これは メッセージ 50371 (tokagenoheso さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019566/cf9q_1/50380.html