中国 人権とオリンピック精神
投稿者: kizin_onino_hidetora 投稿日時: 2005/08/06 19:38 投稿番号: [40698 / 66577]
アムネスティ発表国際ニュース (2001年7月13日)
2008年オリンピック開催国として、中国は、自らの人権状況を改善し、「人
間の尊厳擁護に重きを置く平和な社会の樹立」を推進することをはじめとする
オリンピック憲章に謳われた諸原則を遵守すべきだと本日アムネスティ・イン
ターナショナルは訴えた。
この4月に北京オリンピック招致委員会の劉敬民・常務副主席は「北京でオリ
ンピックが開催されれば、人権の促進に寄与することになるだろう」と述べて
いる。
「過去3年間に深刻化、広範化している人権侵害を考慮すると、健全かつ基本
的な人権の尊重を実証するには、中国当局にとって道程は遠い」とアムネスティ
は語った。
最近の犯罪撲滅キャンペーン「厳打」において、中国当局が3ヵ月間に処刑し
た人の数は、世界のその他の地域における過去3年間の合計よりも多い。4月以
来、1700名を超える人々が犯罪者と見なされ、処刑された。その多くは拷問の
結果、犯してもいない罪を自白させられ、公平な裁判を受けた人はほとんどい
ないと見られる。
「皮肉にも、各種運動競技場は死刑宣告を受けた人々が最後にたどり着く場
所であり、処刑直前まで群衆注視の中、侮辱を受ける最後の儀式の場であった」
とアムネスティは語った。
チベット人やウイグル人、法輪功修練者、キリスト教徒など、宗教的あるい
は民族的少数派に対し、恣意的拘禁、拷問、長期刑宣告などの弾圧が従前どお
り続いている。1999年7月以来、200人以上の法輪功修練者が拘禁中に死亡した
と報告されている。精神運動である法輪功が初めてその活動を禁止されたとき、
警察が何千もの修練者を検挙したのは北京にある競技場でのことだった。
腐敗や不正に抗議する政治的反体制派や労働運動活動家、あるいは農民も弾
圧されている。1989年の民主化要求デモに関わったことを理由に何百もの人々
が今も獄中で辛苦の日々を強いられている。労働者や農民による賃金や高額課
税に関するデモは、その多くが鎮圧されている。不正反対を訴え、自由な労働
組合を求めた多くの労働活動家が投獄され続けている。
オリンピック北京招致反対を表明したり、他の政治的反体制派の釈放を要求
したことを理由に、反体制派の人々も拘禁や弾圧の対象となっている。前回、
中国が2000年オリンピック招致を準備した際、中国は多くの著名な政治囚を釈
放したが、開催地決定が発表されるやいなや再逮捕してしまった。
「国際オリンピック委員会(IOC)は、委員会関係者が北京を訪問するたびに、
人々が検挙されたり拘禁されたりすることのないよう確固たる保証を要求すべ
きだ」とアムネスティは訴えた。「また、オリンピック開催に向けたすべての
準備段階で、オリンピック憲章に謳われた倫理的原則を中国がきちんと遵守し
ているかを委員会は監視すべきである。」
「中国政府は、『フェアー・プレー』のオリンピック精神を遵守し、『普遍
的かつ基本的倫理諸原則の尊重』を自国民にも普く適用することにより、自ら
がオリンピック開催国にふさわしいことを実証しなければならない」とアムネ
スティは結んだ。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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