お話・・事実が一番の大嘘つき
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2005/07/25 22:14 投稿番号: [39668 / 66577]
1960年代の頃、私は高校生。九州の某県で受験勉強をしていた。当時、九州あたりは、まだラジオも深夜放送と云うのはなく、夜11時を過ぎ、野末ちん平のトーク番組が終わると、それで今日の放送はすべて終了となる。
夜の闇はシーンと静まり、あまりに寂しい。ラジオから聞こえるのは意味不明の中国語、朝鮮語。それに日本語の北京放送。それしかないから、聞いた、聞いた、北京放送。嫌になるぐらい聞かされた。
あちらは、折から文化大革命の只中(ただなか)。ラジオから流れ出る言葉には革命、闘争の雰囲気がみなぎっていた。
それを聞きたくはないけれど、それしかないから聞いていた。
ニュースの時間、日本のニュースを伝えてくれる。例えば、日本の某所(どこどこ)で、反政府の集会デモがあり、数千人が警察と衝突し、負傷者が出た・・と伝える。
それだけ聞いていると、日本の社会は混乱状態でスゴイことになっており、まさに革命前夜のようにも思えるのだ。
日本に居る私でさへ、そう思いたくなるぐらいだから、あちらの人たちは、このニュースを聞いて、きっと「日本人民はいよいよ革命に立ち上がる。連帯して頑張ろう・・」と思うんだろうなー・・と思っていた。
確かに、翌日の新聞を開いてみると、集会デモがあったのは事実だし、人数もその通りだし、警察との衝突も嘘ではない。
しかし、その事実こそが大嘘つき。それは新聞の片隅の小さな記事で、集会デモなんか、当時は当たり前のことで、何の変哲もない日常の出来事に過ぎない。
日本社会は革命前夜でもなければ混乱状態でもないし、反政府勢力が社会に跋扈(ばっこ)しているわけでもない。
青春の時期、数年間、懐かしい北京放送。聞きながら、事実の嘘に騙されてはならないと云うことを、私はしっかり学んだ。
学ばなかった中国の同世代の青年たちは党中央と偉大な指導者を信じたまま、農村に追いやられ(下放、上山下郷)、人生を無駄にした。
政治に操(あやつ)られると、事実こそが、とてつもない「大嘘つき」になるのだから、警戒しなければならない。事実を信じてはいけない、・・日本人も中国人も。
夜の闇はシーンと静まり、あまりに寂しい。ラジオから聞こえるのは意味不明の中国語、朝鮮語。それに日本語の北京放送。それしかないから、聞いた、聞いた、北京放送。嫌になるぐらい聞かされた。
あちらは、折から文化大革命の只中(ただなか)。ラジオから流れ出る言葉には革命、闘争の雰囲気がみなぎっていた。
それを聞きたくはないけれど、それしかないから聞いていた。
ニュースの時間、日本のニュースを伝えてくれる。例えば、日本の某所(どこどこ)で、反政府の集会デモがあり、数千人が警察と衝突し、負傷者が出た・・と伝える。
それだけ聞いていると、日本の社会は混乱状態でスゴイことになっており、まさに革命前夜のようにも思えるのだ。
日本に居る私でさへ、そう思いたくなるぐらいだから、あちらの人たちは、このニュースを聞いて、きっと「日本人民はいよいよ革命に立ち上がる。連帯して頑張ろう・・」と思うんだろうなー・・と思っていた。
確かに、翌日の新聞を開いてみると、集会デモがあったのは事実だし、人数もその通りだし、警察との衝突も嘘ではない。
しかし、その事実こそが大嘘つき。それは新聞の片隅の小さな記事で、集会デモなんか、当時は当たり前のことで、何の変哲もない日常の出来事に過ぎない。
日本社会は革命前夜でもなければ混乱状態でもないし、反政府勢力が社会に跋扈(ばっこ)しているわけでもない。
青春の時期、数年間、懐かしい北京放送。聞きながら、事実の嘘に騙されてはならないと云うことを、私はしっかり学んだ。
学ばなかった中国の同世代の青年たちは党中央と偉大な指導者を信じたまま、農村に追いやられ(下放、上山下郷)、人生を無駄にした。
政治に操(あやつ)られると、事実こそが、とてつもない「大嘘つき」になるのだから、警戒しなければならない。事実を信じてはいけない、・・日本人も中国人も。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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