アタマ先行・・ダメのお話
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2005/07/08 03:24 投稿番号: [38658 / 66577]
もう十年ほども昔、私の職場にお若い、ステキなお嬢さんが勤めておりました。彼女はダンス(ソシアルダンス)が上手で、学生の時分はペアを組んで競技会なんかにも出ていたそうですから、その実力は推して知るべし。
さて、ある日、ダンスパーティーのことを話題にして、いろいろ話しておりましたところ、彼女が言うのです。
「パーティーは楽しくていいんだけど〜・・嫌なのよね〜、困るのよね〜・・あの、チークダンス・タイム・・」
確かにねえ、部屋の明かりが消されて暗くなり、スローな曲が延々と・・。仲良しの男女なら少しぐらい悪乗りしてのイチャイチャも許されようが、羽目を外せば合法的セクハラにもなりかねない。
彼女の気持ち、解からんでもない。
でもね、私は聞いていて、少し彼女が可哀そうになり、急に生真面目な顔になって言いましたよ。
「あのねえ、でも、そりゃー、ちょい違うと思うよ。自分が本当に好きな相手、好きな彼女、好きな彼と踊っていて、そして、チークタイムになったなら、この曲が何時までも何時までも、ずーっと続けばいい、このまま終わりなく踊れたら嬉しいなあと思うはず。」
過去に一度でも、そう云う経験があるならば、どんなに間違っても「嫌なのよね」とか「困るのよねー」だなんて言わないよ。あなた、この歳まで好きな男と踊ったこと、ないでしょう。好きだと思って踊ったこと、ないでしょう。競技としての技術ばかりは磨いたけれど、ダンスの本質(あなたと踊れて胸どきどき)からは遠く隔たってたねえ。嬉しいことは何もなかったでしょう・・。
私の言葉は、厳しかったかなあ。彼女は、しばらく、浮かぬ顔をしていた。ダンスを学問に置き換えるなら、彼女は優秀なインテリイなんだろうけど、アタマ(技術)先行で中身(ハート)がない。
これじゃ、ダメだと、僕は思ったね。思った以外、もとより、別にどうしたわけではないけれど・・。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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