再びyuukokujin2005さん
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2005/06/25 14:46 投稿番号: [37684 / 66577]
なるほど、リサイクルも環境保全と商売としての二面があるというのは本当ですね。
本来ならリサイクルも商売として成り立つようにすべきです。江戸が有数なリサイクル都市であったことはよく知られていますが、それが成り立つ幾つかの条件がありました。
1)資源の絶対量が少ないのでリサイクルをせざるを得なかった。布は庶民にとって高価だったのでぼろ布でも買い集めそれを接ぎ合わせて着物を作り古着屋で売りそれを庶民が買いまたぼろになるまで着るという繰り返しも、綿花の生産や機織りなどが非常に高く、収拾や再生の手間をかけてもリサイクルの方が安上がりだったからです。
今、日本では服を直して使うことはほとんど無く、量販店で季節はずれのバーゲンで買えば直して使うよりよほど安いのが現状です。
今は日本の古着は洗濯もしないで、大まかに分類しただけで海外に輸出されるのが主で、後は国内での古着ルート(それなりの品質の物に限られます)また繊維に戻して建材、シート材などにします。
これは日本が豊かで新しい物を買った方がやすい状況にあるからであり、終戦直後などはとにかく着るものであれば何でも良かった時代とは違います。
同じリサイクルでも貧しい社会と浴衣名社会ではこのような違いがあるでしょう。
2)日本でのリサイクルは環境保全のコストを含んで成り立つ分野が主です。古新聞から新しい紙を作るためには、各家庭から無償で集め(かつては有償でしたがそれではコストが出なくなり今は無償です)るこすと、分別するコスト、粉砕するコスト、脱墨するこすと、浄化コスト、廃棄物処理コストを全て含めるとバージンパルプよりよほど高くなりますが、木材の消費が抑えられる、炭酸ガスの放出が抑えられるといった理由で紙の再生が進められています。木材の消費と言っても紙パルプ材はほぼ全量輸入ですから、日本での木材消費が抑えられるわけではありません。つまり、純粋に環境保全のために再生紙が作られているのです。
4)近頃日本でのペットボトル価格が急上昇し、国内での再生ビジネスはコスト的に合わなくなってきました。原因は中国向けに輸出する方が高く売れるからです。つまり、本来日本で処理するべきリサイクルを中国の安い労働力で行っているわけで、それにより、明らかに日本ではエネルギー節約や炭酸ガスの放出を抑えるなどに役立っています。
ちなみに、日本ではスクラップを人手で分ける事がコスト的に合わず、違法投棄をされていることが多かったのですが、最近はスクラップをそのまま中国に輸出し、中国では人海戦術でネジ一本、電線の被覆一つにまで分けて再利用し、一部は日本に製品となって帰ってきています。
スクラップの選別に従事しているのは地方からの出稼ぎ者達で、一日数百円の労賃だと言っていました。(去年辺りの話です)それでも田舎で農業をするよりは高収入だそうです。
5)これもテレビで見たのですが、北京の裏通りなどで、プリント基板を路地で焼いて金属を回収している業者が軒を連ねていました。それがどれだけ空気を汚すか、その仕事をしている人たちの健康をどれだけ損なうかは考慮に入っていないようです。
この場合、リサイクルとは環境保全などとは無関係に、単にビジネスとして成り立つからという理由だけです。
このようなリサイクルでは却って環境を破壊しますが、その深刻さを中国では誰が理解しているのかと思います。
要するに箸を造るのも日本からスクラップを買って環境を破壊しているのも一部の富裕な中国人であり、彼等にとって中国の環境破壊、劣悪な労働条件は他人事なのでしょう。
本来ならリサイクルも商売として成り立つようにすべきです。江戸が有数なリサイクル都市であったことはよく知られていますが、それが成り立つ幾つかの条件がありました。
1)資源の絶対量が少ないのでリサイクルをせざるを得なかった。布は庶民にとって高価だったのでぼろ布でも買い集めそれを接ぎ合わせて着物を作り古着屋で売りそれを庶民が買いまたぼろになるまで着るという繰り返しも、綿花の生産や機織りなどが非常に高く、収拾や再生の手間をかけてもリサイクルの方が安上がりだったからです。
今、日本では服を直して使うことはほとんど無く、量販店で季節はずれのバーゲンで買えば直して使うよりよほど安いのが現状です。
今は日本の古着は洗濯もしないで、大まかに分類しただけで海外に輸出されるのが主で、後は国内での古着ルート(それなりの品質の物に限られます)また繊維に戻して建材、シート材などにします。
これは日本が豊かで新しい物を買った方がやすい状況にあるからであり、終戦直後などはとにかく着るものであれば何でも良かった時代とは違います。
同じリサイクルでも貧しい社会と浴衣名社会ではこのような違いがあるでしょう。
2)日本でのリサイクルは環境保全のコストを含んで成り立つ分野が主です。古新聞から新しい紙を作るためには、各家庭から無償で集め(かつては有償でしたがそれではコストが出なくなり今は無償です)るこすと、分別するコスト、粉砕するコスト、脱墨するこすと、浄化コスト、廃棄物処理コストを全て含めるとバージンパルプよりよほど高くなりますが、木材の消費が抑えられる、炭酸ガスの放出が抑えられるといった理由で紙の再生が進められています。木材の消費と言っても紙パルプ材はほぼ全量輸入ですから、日本での木材消費が抑えられるわけではありません。つまり、純粋に環境保全のために再生紙が作られているのです。
4)近頃日本でのペットボトル価格が急上昇し、国内での再生ビジネスはコスト的に合わなくなってきました。原因は中国向けに輸出する方が高く売れるからです。つまり、本来日本で処理するべきリサイクルを中国の安い労働力で行っているわけで、それにより、明らかに日本ではエネルギー節約や炭酸ガスの放出を抑えるなどに役立っています。
ちなみに、日本ではスクラップを人手で分ける事がコスト的に合わず、違法投棄をされていることが多かったのですが、最近はスクラップをそのまま中国に輸出し、中国では人海戦術でネジ一本、電線の被覆一つにまで分けて再利用し、一部は日本に製品となって帰ってきています。
スクラップの選別に従事しているのは地方からの出稼ぎ者達で、一日数百円の労賃だと言っていました。(去年辺りの話です)それでも田舎で農業をするよりは高収入だそうです。
5)これもテレビで見たのですが、北京の裏通りなどで、プリント基板を路地で焼いて金属を回収している業者が軒を連ねていました。それがどれだけ空気を汚すか、その仕事をしている人たちの健康をどれだけ損なうかは考慮に入っていないようです。
この場合、リサイクルとは環境保全などとは無関係に、単にビジネスとして成り立つからという理由だけです。
このようなリサイクルでは却って環境を破壊しますが、その深刻さを中国では誰が理解しているのかと思います。
要するに箸を造るのも日本からスクラップを買って環境を破壊しているのも一部の富裕な中国人であり、彼等にとって中国の環境破壊、劣悪な労働条件は他人事なのでしょう。
これは メッセージ 37679 (yuukokujin2005 さん)への返信です.
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