中国

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『 「華夷秩序」 という脅威 』

投稿者: suruganoturutarou 投稿日時: 2005/06/09 14:34 投稿番号: [36350 / 66577]


なかなか面白い論文を見つけたので、時間があれば読んでください。




  『   華夷秩序   という脅威   』

                                      屋   山   太   郎     (政治評論家)




「   靖国めぐる中国の揺さぶり   」


  靖国参拝問題をめぐって、中国が日本の政、財界を思う存分、揺さぶっている観がある。中国
の究極のねらいは日本を「華夷秩序」の中に取り込もうというものだ。

  あの広大な中国で外国を知るものはほんのひと握りで、ほとんどの中国人は世界は自分たちの
ものと思いこんでいる。自分たちが大中華で周囲に小中華(朝鮮半島)があり、その外側に東夷
(日本)がある。この世界観を華夷秩序と呼ぶが、「夷」はいずれ「華」の中に吸収されるべきも
のと考えている。かつて華の中心は秦で、その外側に万里の長城を築いたところを見ると、「華」
の領域は秦の版図と考えられていたのだろう。しかし現在、中国の版図はかつて国境のはずだっ
た万里の長城をはるかに越えて北進、西進、南進している。朝鮮半島は取り込む寸前に日本に日
清戦争を仕掛けられ、日本の朝鮮併合によって東進は挫折した。日本は朝鮮を華夷秩序から離脱
させたと思いこんだ。大東亜戦争に破れた日本は米ソ対立によって西側に位置づけられ、南北に
分断された朝鮮の南側の韓国も西側陣営に組み込まれた。華夷秩序と別の力学の中に放り込まれ
たと日本人は信じ込んだ。しかし米ソ冷戦の崩壊と共に「華夷秩序」の力学が復活してきた。朝
鮮半島の状況は南北とも中国になびいて、さながら日清戦争前夜の様相だ。
 
  中国は北の高句麗を中国の歴史に繰り込んだため、韓国と歴史論争で対立したが、歴史をどう
解釈しようと、北も南のすでに華夷秩序野中に組み込まれたことは間違いない。その証拠に靖国、
教科書問題、安保理常任理帰国問題での両国の主張は全く同じである。中国が恐れているのは北
が一気に崩壊し、二千三百万人もの難民が出ることだ。壊さず維持するのが中国の北対策だろう。
この華夷秩序の力は掃除機のような吸引力で日本を吸い込もうとしている。中国の浸透度は小泉
首相の靖国参拝をめぐって、図らずも明らかになってきた。

  民主党の岡田代表はじめ野党は一様に小泉首相の靖国参拝に反対だ。岡田氏は最近「岡田ビジョ
ン」をまとめた。日本は米国から距離をとり、アジアに重心を移した外交を展開すべきだと「東
アジア共同体構想」を打ち出した。この構想は外務省のチャイナスクールに支持された考え方で、
中曽根元首相の持論とも一致している。


「   政権の土壌にも危うさ   」


  六月一日河野洋平衆院議長が首相経験者を集めて、小泉首相の靖国参拝にブレーキをかける動
きを示した。これは立法府の長が行政府の長に注文をつけるという非常識きわまる暴挙だ。元々
河野氏は村山内閣の外相時代からその親中度は目に余るもので、「江の(沢民)傭兵」と呼ばれて
いたほどだ。河野議長に招集された宮沢喜一元首相も土下座を辞さない親中派、村山富市氏など
は本籍を向こうに移してもおかしくない人物。橋本龍太郎氏は中国の女性工作員と関係があった
ことを衆院本会議で西村真吾氏(当時自由党)に追求されて申し開きできなかった。

  かつて西側の名首相といわれたウィリー・ブラント氏は秘書がソ連のスパイと判明した当日、
首相職を辞任している。日本の政界は橋本氏がスパイとの関係が噂されているのに厳格な検証も
せずに総理にした。靖国参拝をやめれば日中関係は正常化するように言われているがこういう土
壌では、次は教科書、尖閣諸島、ガス田と押し込まれ、いずれは華夷秩序に組み込まれる。今や
国家の危機なのだ。


                          (   平成17年6月6日   月曜日   静岡新聞   論壇より   )



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